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README.w32.ja.org

File metadata and controls

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MAKEIT.BAT の編集とインストール [README.w32.ja]

Windows Vista, 7, 8, 10 の各オペレーティングシステムの上で動く Emacs に DDSKK をインストールする方法を解説します。

同梱の INSTALL 及び README.md も必ずご覧下さい。


前置き

MELPA を利用したインストール

INSTALL.MELPA.md をご覧下さい。

Emacs 21 以前

DDSKK 14.2 以降は Meadow 2 (Emacs 20) はサポート対象外です。 Meadow 2 (Emacs 20) のユーザは DDSKK 14.1 をお使いください。 DDSKK 15.1 以降は Meadow 3(Emacs 21) はサポート対象外です。 Meadow 3 (Emacs 21) のユーザは DDSKK 14.4 をお使いください。

なお、Meadow は現在開発が止まっており、すでに Meadow を利用中でない限りは、最新の Emacs を使用することを推奨します。

Emacs 22

Emacs 22 のユーザは DDSKK 16.1 をお使いください(DDSKK 16.2 から Emacs 22 サポートを廃止しました)。

Emacs 23

Emacs 23 のユーザは DDSKK 16.3 をお使いください(DDSKK 17.1 から Emacs 23 サポートを廃止しました)。

Emacs 24.1, 24.2

これらの Emacs ユーザは DDSKK 16.3 をお使いください(DDSKK 17.1 から Emacs 24.1, 24.2 サポートを廃止しました)。

Emacs 24.3 以降

DDSKK 15.1 をインストールしてください(DDSKK 14.4 では isearch 使用時に不具合が生じます)。

Emacs 24.4 以降

NTEmacs 24.4 は、同 24.3 と比べてディレクトリ構成が異なります。DDSKK 15.2 をインストールしてください。

Emacs 24.4 以降

DDSKK 15.2 以降をインストールしてください。


Emacs 24.4

以下は Emacs 24.4 を例に解説します。他の環境についても十分参考になるように記述します。Emacs は

c:\usr\Emacs

にインストールされていると仮定します。

gzip, make, tar などの準備

SKK のインストールには gzip, make, tar の各プログラムを使います。 これらを入手する手段は、例えば

http://sourceforge.net/projects/unxutils

などがあります。

UnxUtils.zip をダウンロード・展開して、例えば

c:\UnxUtils

に置いたと仮定し、 ~.emacs.d\init.el に以下のように設定します。

(setenv "PATH"
	(format "%s;%s;%s"
		"c:\\UnxUtils\\bin"
		"c:\\UnxUtils\\usr\\local\\wbin"
		(or (getenv "$PATH") "")))
(setenv "SHELL"  "sh.exe")

これで shell モード (M-x shell) が使えるようになります。 コマンドへのパスを確認する場合は、shell モードで

% type make

などを実行します。

なお、cygwin を導入している環境では、上記設定ではなく cygwin の設定をして下さい。

SKK のインストール

gzip, make, tar コマンドを使う場合

SKK の展開(解凍)

SKK ディストリビューションを上記の tar.exe を用いて展開します。

% cd c:/tmp
% gunzip ddskk-16.1.tar.gz
% tar xvf ddskk-16.1.tar
% cd ddskk-16.1

SKK 辞書の取得

以下をダウンロードします。

http://openlab.jp/skk/dic/SKK-JISYO.L.gz

これを gunzip で展開して ddskk のソースの dic というディレクトリに置きます。

SKK の インストール設定

まず、shell モードで以下を実行します。

% make what-where EMACS=c:\usr\Emacs\bin\emacs.exe

各種ファイルのインストール先が出力されます。これを見て問題なければ、そ のままインストールに進みます。もし問題があれば、SKK-CFG というファイル を編集して設定します。

SKK の インストール

shell モードで以下を実行します。

% make install EMACS=c:\usr\Emacs\bin\emacs.exe

makeit.bat を使う場合

Daredevil SKK には make コマンドの代わりに使える makeit.bat というファイ ルを収録しています。

SKK 本体、辞書の取得と展開

適当な方法で展開します。SKK-JISYO.L を、本体を展開した dic というサブディ レクトリに置きます。

makeit.bat の編集

makeit.bat を自分の環境に合わせて編集します。 EMACS は御自分の Emacs のフルパスを指定します。上の例では、

EMACS=c:\usr\Emacs\bin\emacs.exe

その他の設定は、SKK-CFG で行います。この点は make コマンドを使う場合と同様です。

makeit.bat の実行

Windows のコマンドプロンプトで makeit.bat のあるディレクトリに移動します。

c:\>cd tmp
c:\tmp>cd ddskk

what-where を引数として makeit.bat を実行するとインストール先が確認できます。

C:\tmp\ddskk>makeit what-where

install を引数として makeit.bat を実行するとバイトコンパイルとインストールが実行されます。

C:\tmp\ddskk>makeit install

なお、DEFAULT_MAKE_ARG に install と記述しておくことで、次回からは MAKEIT.BAT をダブルクリックするだけでインストールが可能となります。

適宜指定が終った makeit.bat は、下記のいずれかのファイルとしてコピーしてお くと次回はそちらが優先して実行されます。(アップグレードの際に makeit.bat を 再編集する必要がなくなります)

優先順に:

1-1. %HOME%\.elispmk.skk.bat
1-2. %HOME%\elisp\elispmk.skk.bat
1-3. %HOME%\config\elispmk.skk.bat
1-4. c:\Program Files\Meadow\elispmk.skk.bat
1-5. c:\Meadow\elispmk.skk.bat
1-6. d:\Meadow\elispmk.skk.bat

2-1. %HOME%\.elispmk.bat
2-2. %HOME%\elisp\elispmk.bat
2-3. %HOME%\config\elispmk.bat
2-4. c:\Program Files\Meadow\elispmk.bat
2-5. c:\Meadow\elispmk.bat
2-6. d:\Meadow\elispmk.bat

対話的インストーラを使う場合

DDSKK 14.3 以降では対話的インストーラを追加しました。

  1. M-x dired とタイプして dired を起動します。このときディレクトリを問われますので、例えば /tmp/ddskk-14.3 と指定します。
  2. ディレクトリ一覧が表示されますので SKK-MK にカーソルをあわせます。
  3. L (大文字のエル) をタイプして dired-do-load を実行します。 プロンプト Load SKK-MK? には y と答えます。
  4. これ以降はインストーラからの質問に答えてください。
  5. Emacs を再起動すると DDSKK が使えます。

~.emacs.d\init.el への追加

最初に起動をテストする際は、~.emacs.d\init.el への設定はなにも必要ありません。 C-x C-j または M-x skk-mode で起動し、入力できることを確認します。


Windows 上で動く SKK サーバ

Windows で利用できる SKK 辞書サーバには次のようなものがあります。

wceSKKSERV

複数辞書検索が可能な Windows 系 OS 用の skk サーバです。

http://www.megadriver.info/wceskkserv/

cygwin を利用してソースからコンパイルして利用する

cygwin が使用できる環境では skkserv を直接コンパイルして使用することができます。skkserv は

http://openlab.jp/skk/skk/skkserv/ から入手できます。

また、cygwin で GNU inetutils をインストールしている場合dbskkd を利用することもできます。

http://www.cygwin.com から入手できる setup.exe を利用するとインストールできます。 なお、inetutils の設定については、 /usr/doc/Cygwin/inetutils-1.3.2.README を参照して下さい。また、dbskkd は http://www.ne.jp/asahi/bdx/info/software/jp-dbskkd.html から入手できます。

スクリプト言語で実装されたサーバ

ruby が使用できるならば、 rskkserv が使用できます。

https://github.com/tarao/rskkserv


Windows 上で動く SKK 実装

SKK日本語入力FEP

そのまま引用させていただきます。

> SKK日本語入力FEPはWindows用の日本語入力ソフトです。

> インストールするとWindowsのすべてのアプリケーションに作用し、SKK方式による日本語のかな漢字変換入力が可能になります。

http://coexe.web.fc2.com/programs.html

corvus-skk

CorvusSKK works as Text Input Processor (TIP) on Text Services Framework (TSF).

https://nathancorvussolis.github.io/


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