VSCode用のキー定義が元のキー定義を殺してしまっている

[gotoh]

config.pyではL1635付近で数字キーの周りのキー定義をしています。

fakeymacs/config.py

Lines 1635 to 1640 in e6a72d2

	## 数字キーの設定
	for n in range(10):
	key = str(n)
	define_key(keymap_emacs, key, digit(n))
	if fc.use_ctrl_digit_key_for_digit_argument:
	define_key(keymap_emacs, "C-" + key, digit2(n))

ですが、もっと後ろのVSCode用のキー定義でCTRL+数字の定義を上書きしてしまっています。

fakeymacs/config.py

Lines 1853 to 1854 in e6a72d2

	for key in range(10):
	define_key(keymap_emacs, "C-{}".format(key), reset_search(reset_undo(reset_counter(reset_mark(switch_focus(key))))))

少なくともこの数字キーの定義はオプショナルとするかVSCode専用のキーマップを導入する
方向のほうが良いのではないでしょうか。

switch_focus() は 非 isVscodeTarget() == Falseな場合なにも行われていないので
キー入力が捨てられてしまっています。詳細ログでいうとINしたキーに対してVScode以外では
THUもOUTも発生させないという定義になってしまっています。
その他のvs_code用のメソッドも同様。

TyporaでC+2といったショートカットが使えないため悩みました。
とりあえずは config_personal.py にて当該キーを再定義することで回避しています。

# [section-base-2] ---------------------------------------------------------------------------------

## CTRL+数字キーの再設定
for n in range(10):
    key = str(n)
    if fc.use_ctrl_digit_key_for_digit_argument:
        define_key(keymap_emacs, "C-" + key, digit2(n))
    else:
        define_key(keymap_emacs, "C-" + key, reset_undo(reset_counter(reset_mark(repeat(self_insert_command2("C-" + key))))))

[smzht]

指摘いただき、ありがとうございます。問題を確認しました。
今週末、対策について検討します。VSCode用のキーバインドを専用のキーマップにして、
拡張機能に逃がす方法などもあるかと思っていました。
以上、よろしくお願いします。

[smzht]

develop branch に見直した実装をコミットしました。確認ください。
https://github.com/smzht/fakeymacs/tree/develop
しばらくテストしてみて問題なければ master branch にマージしたいと思います。

[smzht]

VSCode 周りの実装は、拡張機能 vscode_key に移管しました。
https://github.com/smzht/fakeymacs/tree/develop/fakeymacs_extensions/vscode_key

[smzht]

問題なさそうなので、master branch にマージしました。
b353267

[gotoh]

対策ありがとうございます。
「当該キーを再定義することで回避」をしなくても
C-の動作が実現できていることを確認しましたのでクローズします。