VizEXEC

本ファイルは簡単な説明のみです。
詳細はVizEXECホームページへ: http://sunagae.net/software/vizexec

1. 概要
  スレッドで並列実行されるプログラムの実行履歴をシーケンス図っぽいもので
　自動的に視覚化するツール。実行するプログラムにマーカーの書き込むことで、
　マークした関数呼び出し、イベント発生やメッセージの通信を視覚化することができる。

2. 機能
  * プログラムの実行履歴をシーケンス図っぽく出せる
  * マルチスレッドプログラムに対応（というかこれがメイン）
  * 実行履歴をファイルに書き出し、それを読み込んで視覚化可能
  * UNIXパイプを使えばリアルタイムに視覚化できる

3. インストール
  コピーするだけ。

3.1. 依存ライブラリ等
  * Python
  * PyGTK
  * PyCairo
  もしかしたらこれ以外にも依存しているかもしれません。そうだったらすいません。

3.2. 動作確認環境
  * Gentoo Linux (Kernel 2.6.34, 32bit)
  * Python 2.6
  * PyGTK 2.16
  * PyCairo 1.8.10

4. 使い方
  vizexec.pyを実行することで起動できる。
  実行パラメータに読み込ませるファイルを指定すると、それが読み込まれて実行される。
  名前つきパイプ等、長時間ブロックする可能性があるファイルを与えることができる。
  この場合、読み込まれた行から随時視覚化される。
　また、ログサーバーとして動作させることも可能。

4.1. プログラムからログを出力させるには
  VizEXECホームページにある資料やsample.logを参考に、本ツール対応形式で
  ログを出力させることで任意のプログラムの実行履歴を視覚化できる。

4.2. ログライター
  C++とPython用の参考実装ログライターを作ってあります。
  それぞれlogwriter/cppとlogwriter/pythonです。
  それぞれの詳細はホームページへ。

4.3. 他言語用ログライター
  実装中。

5. ライセンス
  本ソフトウェアはMIT Licenseです。
  MIT Licence: http://www.opensource.org/licenses/mit-license.php

6. 作者連絡先
  メール: Sunagae <sunagae@sunagae.net>
  VizEXECホームページ: http://sunagae.net/software/vizexec