UITextField

概要

UITextFieldは、ユーザから文字や数値などの入力を受け付けるときに利用します。

関連クラス

UIView、UIControl

実装手順

1. Storyboardを利用して、UITextFieldをドラッグ&ドロップして配置します。
2. UITextFieldとUIViewControllerを関連付けします。
3. 必要に応じて、プロパティやメソッドを利用します。

主要プロパティ

プロパティ名	説明	サンプル
text	入力された内容を参照する	textField.text
delegate	delegateを指定する UITextFieldDelegateを利用するため	textField.delegate = self
placeholder	プレースホルダを設定する	textField.placeholder = "do something"
keyboardType	キーボードタイプを設定する	textField.keyboardType = .default
clearButtonMode	クリアボタンの表示を設定する	textField.clearButtonMode = .always
textAlignment	テキストのアライン（揃える）を設定する	textField.textAlignment = .left

主要メソッド

メソッド名	説明	サンプル
becomeFirstResponder	該当のテキストフィールドにフォーカスを当てる	textField.becomeFirstResponder()
resignFirstResponder	キーボードを閉じる	textField.resignFirstResponder()

UITextFieldDelegateプロトコルのメソッド

メソッド名	説明	必須
textFieldShouldBeginEditing	テキストフィールドを編集する直前に呼び出される	-
textFieldShouldEndEditing	テキストフィールドの編集が終了する直前に呼び出される	-
textFieldDidBeginEditing	テキストフィールドを編集する直後に呼び出される	-
textFieldDidEndEditing	テキストフィールドの編集が終了する直後に呼び出される	-
textFieldShouldReturn	Returnボタンがタップされた時に呼ばれる	-
textFieldShouldClear	クリアボタンがタップされた時に呼ばれる	-

フレームワーク

UIKit.framework

サポートOSバージョン

iOS2.0以上

開発環境

category	Version
Swift	3.0.2
XCode	8.2
iOS	10.0〜

参考

https://developer.apple.com/reference/uikit/uitextfield