斜めタイル停留所について

プレイヤー向け解説

斜め方向対応停留所アドオンを使用することで、斜め方向のマスに停留所を設置できるようになります。
- 従来の停留所アドオンでは斜め方向マスに停留所を設置できません。
斜め方向対応停留所アドオンは、現在のところOTRPv33_1以降専用です。
- Simutrans standardに読み込ませようとすると、当該アドオンは不正なものとして破棄されます。standard用pakセットに混ぜないでください。
斜め方向対応停留所は、平坦な直線マスおよび斜め方向マスに設置できます。直線マスと斜め方向マスにまたがって設置することもできます。
ホームを設置する際のfront/backの判定は、設置しようとするマスの東西南北のマスに存在する停留所マスの状態を考慮して行われます。斜め方向に位置するマスは考慮されません。

v33_2時点での暫定仕様です。一部は今後変更される可能性があります。

直線タイル1マスに対応する車両長は16ですが、斜めタイル1マスに対応する車両長は11.3125です。（計算式： 16*181/256 ）
編成が停車する停留所タイルのうち端のタイルが斜めタイルの場合、斜めタイルの有効長の半分だけが使われます。すなわち、有効長5.65625として扱われます。
- 先頭車両が停車するタイル、最後尾車両が停車するタイルそれぞれに適用されます。
- たとえば、停留所が斜めタイル5マスであった場合、有効長は 5.65625 + 11.3125 * (5-2) + 5.65625 = 45.25 です。
停車時の挙動を自然に見せるため、先頭車両の方向によって本来の停車位置より手前に停車します。
- （直線タイル）南/東 ... オフセットなし
- (直線タイル)北/西 ... 1/2タイル手前（simutrans standardと共通）
- （斜めタイル）南東 ... 1/2タイル手前
- （斜めタイル）北東 ... 3/4タイル手前（暫定）
- （斜めタイル）北西/南西 ... 1タイル手前（暫定）

この仕様はv33_2時点での暫定仕様であり、今後以下のように再検討を予定しています。

道路属性の編成および停留所にも上記のルールが使われていますが、本来のぞましい有効長は方向によって異なるので今後仕様を検討します。
斜め方向の描画位置はアドオンによって著しく異なるため、最適な停車位置を一律に定めることは困難です。より最適な停車位置が判明次第、変更します。
北西/南西方向で停車する場合、1タイル手前に止まるため現状だと50km/hから急ブレーキをするように見えます。停車位置の仕様が確定した後に、より自然な減速となるよう実装を修正します。

従来の定義と同じです。
（番号の考え方）

（番号の考え方）

番号	左右(f/b)	方向	接続
16	右	北東	中間
17	右	南西	中間
18	右	北東	北端
19	右	南西	西端
20	右	北東	東間
21	右	南西	南間
22	右	北東	孤立
23	右	南西	孤立

番号	左右(f/b)	方向	接続
24	左	北東	中間
25	左	南西	中間
26	左	北東	北端
27	左	南西	西端
28	左	北東	東間
29	左	南西	南間
30	左	北東	孤立
31	左	南西	孤立

番号	上下(f/b)	方向	接続
32	上	南東	中間
33	上	北西	中間
34	上	南東	南端
35	上	北西	西端
36	上	南東	東端
37	上	北西	北端
38	上	南東	孤立
39	上	北西	孤立

番号	上下(f/b)	方向	接続
40	下	南東	中間
41	下	北西	中間
42	下	南東	南端
43	下	北西	西端
44	下	南東	東端
45	下	北西	北端
46	下	南東	孤立
47	下	北西	孤立

本機能は、斜めタイル停留所の実装可能性の検証（アドオン含む）のために実装されています。Simutrans standardおよびExtendedに対して本仕様を提案する予定は今のところありません。