setup_lxde
terukusu edited this page May 14, 2021
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VMにちょっとリッチなデスクトップ環境であるLXDEを導入する方法を紹介します。
MT4のインストールや各種設定はすでに完了している前提です。
VMインスタンスにSSHログインしたターミナルで以下を実行する。
$ sudo apt install lxde
途中で、以下のようにどのディスプレイマネージャを使用するか聞かれるので 1. gdm3
を選んでおく(別にどちらでもOK)
- VMインスタンスにSSHログインしたターミナルで以下を実行して設定ファイルを編集する
$ nano ~/.vnc/xstartup
赤波線の部分をこの図の通りに変更する。
- xsetroot の行にもし無ければ「
-cursor_name left_ptr
」を追記 - x-window-manager の行の先頭に「#」を付けてコメントアウト
- 最後に
lxsession -s LXDE &
を追記
※ nanoの操作は、文字列選択は shift+↑,↓, カットは ctrl+K, ペーストは ctrl+U, 保存は ctrl+S, 終了は ctrl+X
- ターミナルで以下を実行して再起動する
$ sudo reboot
VMインスタンスの GUI にリモート接続 の手順で接続します。 (RDPで接続したい場合は「WindowsのRDPを使ってVMインスタンスの GUI にリモート接続する」を参考に設定&接続してください。)
接続が成功すると以下のうような画面になります。
VMインスタンスのGUIに接続した上で、以下を行う。
- スクリーンセイバーオフ。左下メニューから「設定」→「Screensaver」でModeを「Disable Screen Saver」に設定する。
これを設定しないとデスクトップのスクショレポートが全部スクリーンセーバーのスクショになってしまいます。
- Polkit agent オフ。左下メニューから「設定」→「Lxsessionのデフォルトのアプリケーション」→「Core application」で
Polkit agent
の項目を空欄にする。
これを設定しないと再起動するたびにエラーダイアログが表示されます(特に害は無いですが)。
- VMインスタンスにSSHログインしたターミナルで以下を実行して設定ファイルを編集する
$ nano ~/.vnc/xstartup
x-window-manager の行を有効にして、lxsessionの行をコメントアウトする
- VMのターミナルで以下を実行してOpenboxを選ぶ
$ sudo update-alternatives --config x-window-manager
次のような選択肢が表示されるので openbox を選ぶ
alternative x-window-manager (/usr/bin/x-window-manager を提供) には 3 個の選択肢があります。
選択肢 パス 優先度 状態
------------------------------------------------------------
* 0 /usr/bin/openbox 90 自動モード
1 /usr/bin/mutter 60 手動モード
2 /usr/bin/openbox 90 手動モード
3 /usr/bin/wm2 20 手動モード
現在の選択 [*] を保持するには <Enter>、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:
- ターミナルで以下を実行してを再起動する
$ sudo reboot
- ローカルマシンからVMインスタンスの GUI に接続する
デスクトップ環境が除外されてOpenboxだけが動いているスッキリしたデスクトップになっているはず
↑の手順で、wm2 を選択して、再起動する