vcpkgに依存パッケージのビルドを任せて簡単にビルドする手順です。 以下、手順。
- cmakeをインストールしてPATHを通してください。 コマンドプロンプトでcmake.exeを実行できる状態にします。
mmdbridgeのビルドが依存しているalembic, pybind11, python3のセットアップができる。
- vcpkgをcloneする。
- bootstrap-vcpkg.batを実行してvcpkgをビルドする。
chcp 65001
が必要なのに注意。
VCPKG_DIR> chcp 65001
VCPKG_DIR> .\vcpkg.exe install python3:x64-windows-release alembic[hdf5]:x64-windows-release pybind11:x64-windows-release
VCPKG_DIR
installed
x64-windows-release
bin
Alembic.dll
python311.dll
hdf5.dll
hdf5_hl.dll
imath-3_1.dll
zlib1.dll
szip.dll
include
pybind11
lib
Alembic.lib
python311.lib
hdf5.lib
hdf5_hl.lib
imath-3_1.lib
zlib.lib
szip.lib
VCPKG_DIR/installed/x64-windows-release
以下にビルド成果物が格納されるので以降の手順でこれを利用します。
環境変数VCPKG_DIR
にvcpkgのトップレベルのディレクトリを設定してください。
例。
SET VCPKG_DIR="C:\vcpkg"
昔のD3D9が必要なのでSDKをインストールする必要があります。
インストールパスを環境変数DXSDK_DIR
に設定してください。
例。
SET DXSDK_DIR=C:/Program Files (x86)/Microsoft DirectX SDK (June 2010)
あとで、mmdbridgeをビルドするときにエラーが出るのですが下記を参考に修正してください。
64bit版のMMDをMikuMikuDance_x64フォルダに展開します。 MMDExport.hは、UTF8(bom無し)に変更してください。
mmdbridge
MikuMikuDance_x64
MikuMikuDance.exe
Data
MMDExport.h
MMDExport.lib
cmake_vs2017_64.bat
を実行して生成されたbuild_vs2017_64/mmdbridge.sln
をビルドしてください。INSTALL
をビルドすると実行に必要なdllとpyをMikuMikuDance_x64にコピーします。
ALL_BUILDプロジェクトのプロパティ - デバッグ - コマンド - 参照でMikuMikuDance_x64/MikuMikuDance.exe
を指定してF5
実行するとデバッガをアタッチできます。デバッグビルドには、/Z7
コンパイルオプションでpdbを埋め込んであります。