SeeedStudioのXIAOを使用して1.69インチ240x280ドットの角丸四角形液晶を駆動する基板モジュールです。
XIAO ESP32C2, XIAO RP2040, XIAO nrf52840Sense で液晶が駆動出来る事を確認しています。
液晶の裏にXIAOを配置してしまいました。
余り領域にサウンダもつけてみました。
さらに、FET(AO3400A)を搭載してDCモータかソレノイドを1個駆動出来るようにしました。 駆動出来る電流は5V入力電源側に依存しますが概ね500mA以下とお考え下さい。モータ・ソレノイド駆動時は負荷電流を十分に賄える電源を準備して、基板の5Vパットから供給して下さい。パソコンからのUSB給電で電流の大きいモーターを駆動すると動作が不安定になったり、XIAOおよび接続したパソコンのUSBポートを破損させる恐れがあります。
液晶にはst7789v2というコントローラーが使用されていますが、対応したグラフィックライブラリが数種類公開されています。
本モジュールは「グラフィックライブラリの使い方を理解して液晶モジュールを駆動出来る人」をターゲットにしております。
国内販売開始に合わせて確認しました所、動作自体についてはESP32C3版のソースコードそのままで動く事が確認できました。
ただし、基板のパターンについて想定外であった箇所があり、ハンダ付けの状況によっては不具合が発生する可能性があります。
2023年6月納品分からは対策をしておりますが、それ以前にご購入された方でXIAO ESP32S3を使用したい場合は以下の対応をお願いいたします。
本品は基本的な電子回路の仕組みを理解した方を対象とした、電子部品がむき出しの半完成キットです。 電子部品は電源電圧や極性を間違えたり、部品を破損させたり部品端子をショートさせた場合、発熱・発煙・発火に至る場合もあります。 間違った使い方をすると危険である事を理解された方のみご使用ください。 趣味の電子工作向けに製作しておりますので、製品への組込みや日常生活へ組込んでのご使用はお止め下さい。
以下に外形イメージを示します
以下に回路図を示します
2023年4月24日出荷分以降、輝度を上げるためにバックライトLEDの電流制限抵抗を39Ω2個に変更しています
XIAO とLCDの制御信号とのピン接続は以下となります。
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SCLK:D8
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MOSI:D10
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DC:D0
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CS:D7
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RST:D1
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バックライト:D2 バックライトLEDのPIN設定は必ず行ってください。未設定だと端子がハイインピーダンスとなりバックライトが不安定になります。
オマケ回路
- ブザー:D3
- FETドライブ:D9
なおD4,D5端子はI2C接続を想定してプルアップ抵抗10kΩを実装しています。
XIAOの各端子はSMTタイプのピンヘッダが実装できるパットを準備しました。ピンヘッダを実装すると外部との接続が簡単になります。
XIAOのArduino IDEへのインストールは、以下サイトを参考下さい。
https://wiki.seeedstudio.com/Seeeduino-XIAO/
グラフィックライブラリについては主にlovyan様のLovyanGFXにて動作確認をしています。
https://github.com/lovyan03/LovyanGFX
他、st7789に対応したライブラリが使用可能と考えています。
XIAO ESP32の動作確認プログラムです
https://github.com/urukakanko/XIAO_square_lcd/tree/main/xiaoESP32_square_lcd_MeterSample
XIAO RP2040の動作確認プログラムです
https://github.com/urukakanko/XIAO_square_lcd/tree/main/xiaorp2040_square_lcd_MeterSample
http://sohta02.web.fc2.com/familyday.html
XIAO RP2040 使用時のファームウェア
https://github.com/sohtamei/TuKuRutch.ext/blob/master/libraries/lovyanGFXpico/src/src.ino.uf2
つくるっちサンプルプログラム
https://sohta02.sakura.ne.jp/tukurutch/#000000531
setconfigブロックでSQUAREを選んでください
つくるっちでLCDの表示と、ブザーとソレノイドを駆動させた例です ネコのキャラクタが目玉のキャラクタにぶつかると、ブザーが鳴りソレノイドが動きます。
https://www.youtube.com/watch?v=jIElaem5278
https://www.switch-science.com/products/8524
ウルカテクノロジー Hiroyuki Sunagawa