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Rearranged the editorial policy part in Japanese. The English translation will follow.
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kidayasuo committed Jul 12, 2022
1 parent 468e97f commit 02eef43
Showing 1 changed file with 26 additions and 21 deletions.
47 changes: 26 additions & 21 deletions README.md
Expand Up @@ -38,8 +38,7 @@ The last motivation is accessibility. Accessibility is becoming increasingly imp
- Page layout and other applications who's purpose is to generate printed materials. JLreq covers them
- Graphic design and advertisements, however the document would cover the basics

## Approach
### Editorial policy
## Editorial policy
- Where possible and appropriate, the document will try providing reasons behind particular layout rules to help readers to understand the feature better. When there are multiple possible ways or values or no clear answer, it will also try providing background information to help readers make their own decisions. We also expect they will facilitate discussions and progress.
- The document will arrange sections from basic features that everybody has to understand to high-level or area-specific features.
Expand Down Expand Up @@ -90,12 +89,32 @@ See [draft Table of Content](https://github.com/w3c/jlreq-d/wiki/jlreq-d-ToC-dra
- 印刷のためのページレイアウトアプリケーション。これらはJLReqが対応する
- グラフィックデザインや広告。基本的な事柄はサポートするが詳細は対象外

## アプローチ
### 編集方針
- 考え方を示す:組版機能に対し、なぜそのような方法になっているのか、その理由を可能な限り示すことでより良い理解を助ける。可能な方法や値が一つでない場合や、明確な答えがない場合には、その機能を考える際に重要な要素を示すことで、独自の判断を助ける。結果のみではなく理由を示すことで、議論と将来の進化を促すような内容にする。
- 誰もが理解すべき基本的機能から、高度なもしくは特定の分野のみで必要な機能へと内容を配列する
## 編集方針
### 考え方を示す
組版機能に対し、なぜそのような方法になっているのか、その理由を示すことでより良い理解を助ける。組版の方法や値が複数ある場合や、明確な答えがない場合には、その機能を考える際に重要な要素を示すことで独自の判断を助ける。結果のみではなく理由を示すことで、そこで示されている方法と異なった方法を試みることを可能にし、また議論と将来の進化を促すような内容にする。

### デジタルにおける新しい要素
### 国際化環境の中の日本語として記述
従来のJLReqは日本語に閉じた環境を扱っている。その意味でJLReqはJIS文字規格に似ている。JLreq-dではUnicodeのように国際化ソフトウェア環境の中の一つの言語としての日本語を扱う。その前提で、外国語、数式など、日本語組版の中で規定する必要のないものは対象外。界面の振る舞いのみを定義する。

日本語や日本語組版に必ずしも精通していない技術者の理解のため、基本から書く。

フォントなど、JIS X 4051 や JLReq が詳しく扱っていないが、国際化環境の中に日本語組版を成り立たせるために必要な技術をカバーする。

### 技術の扱いの方針
現在進行形の技術の中での組版であり、また実装を支援するために、確立され今後も使われると思われる基礎的な技術を前提として受け入れて記述する。現時点での想定は、Unicode、ウェブ技術、高機能フォント。これら前提として採用している技術はドキュメントする。

必要な組版機能に対して規格・実装に不足があれば、その不足を洗い出して指摘する。規格化や実装が前に進んでいない機能を分析する。それらが前に進むことを支援できるように整理を行う。この部分は規格や実装の進みに合わせて頻繁なアップデートが必要であろう(もしくは副産物として文書の外?)

### 実装支援
- シンプル化、プライオリティ付け、デフォルトの方法の提案などにより規格化コスト・実装コストを下げる
- 複数の方法がある場合、それが実装者の選択であるべきか、エンドユーザーの選択であるべきかを見分ける。印刷ではそれらを組版を行うものが決めていた。この点はアクセシビリティにも重要かと思われる。
- 組版指定がなくても自動的に動くべき機能、言い換えるとプレーンテキストでも動くべき機能と、ルビのようにマークアップなどでの指定が必要な機能が見分けられるように書く

### 項目の排列の方針
誰もが理解すべき基本的機能から、高度なもしくは特定の分野のみで必要な機能へと内容を配列する


## デジタルにおける新しい要素のメモ
- リフローアーキテクチャ。無数の組版が読み手の手元で生成されるアーキテクチャ
- 冊子形態が持つ意味の喪失
- 検索可能性
Expand All @@ -106,20 +125,6 @@ See [draft Table of Content](https://github.com/w3c/jlreq-d/wiki/jlreq-d-ToC-dra
- より良いアクセシビリティの可能性
- 多様なサイズの画面。モバイルデバイスに代表される小さな画面

### 国際化ソフトウェア環境との親和性を高める方法
#### 多言語の中の日本語として記述
- 従来の JLReq は日本語に閉じた環境を扱っている。その意味で JLReq は JIS 文字規格に似ている。JLreq-d では Unicode のように国際化ソフトウェア環境の中の一つの言語としての日本語を扱う。
- その前提で、外国語、数式など日本語組版の中で規定する必要のないものは対象外。界面の振る舞いだけを定義する
#### 技術の扱いの方針
- 現在進行形の技術の中での組版なので、技術の前提なしに議論することは不可能である。同時に、技術の詳細からは中立に記述することによって、寿命の長い記述方法になることを期待する。
- ドキュメントでどの技術を前提としているかを明確化する。確立され、今後も使われると思われる基礎的な技術:Unicode、ウェブ技術、高機能フォント。
- 必要な組版機能に対して規格に不足があれば、その不足を洗い出して指摘する。規格化や実装が前に進んでいない機能を分析する。それらが前に進むことを支援できるように整理を行う。

#### 実装支援
- シンプル化、プライオリティ付け、デフォルトの方法の提案などにより規格化コスト・実装コストを下げる
- 日本語や日本語組版の概念を知らない技術者の理解のため、基本を書く
- 組版指定がなくても自動的に動くべき機能、言い換えるとプレーンテキストでも動くべき機能と、ルビのようにマークアップなどでの指定が必要な機能が見分けられるように書く
- 複数の方法がある場合、それが実装者の選択であるべきか、エンドユーザーの選択であるべきかを見分ける。印刷ではそれらを組版を行うものが決めていた

## 目次案
このレポジトリのGitHub wiki内の[目次案](https://github.com/w3c/jlreq-d/wiki/jlreq-d-ToC-draft)を参照ください。

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