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Manual ja
wa2c edited this page Feb 18, 2024
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CIFS Documents Providerの利用方法について説明します。
本アプリはSAF(Storage Access Framework)を介して、外部アプリにオンラインストレージへのアクセス機能を提供します。SAFには、ファイル読込み、ファイル書込み、フォルダアクセスの3種類のアクセス方法がありますが、いずれの方法でも利用することができます。
まず最初に、外部アプリに公開するオンラインストレージの接続情報を、本アプリに登録する必要があります。
ステージ接続情報を登録する手順を次に示します。
- メイン画面の追加ボタンを押して編集画面を開きます。
- 編集画面で、接続先のオンラインストレージ接続情報を入力します。接続チェックボタンを押して接続可能であることを確認し、保存ボタンを押します。
- メイン画面の一覧に、追加した接続情報が表示されている確認します。
登録したオンラインストレージは、外部アプリからSAFのピッカーを通じて利用することができます。
外部アプリから利用する手順を次に示します。
- 外部アプリから、SAFピッカーを開きます。(図参照)
- ピッカーのメニューから「CIFS Documents Provider」を選択します。
- 登録したオンラインストレージが一覧に表示されるので、利用する対象を選択します。
- 選択したストレージから、操作対象のファイル・フォルダを選択します。
- ファイル読込みの場合は、対象のファイルを選択します。
- ファイル書込みの場合は、保存先フォルダでファイル名を入力します。
- フォルダアクセスの場合は、対象のフォルダを選択します。
オンラインストレージのファイルを、外部アプリに共有することができます。
ファイルを共有する手順を次に示します。
- メイン画面の共有ボタンを押し、SAFピッカーを開きます。
- ストレージから、対象のファイルを選択します。(複数選択可)
- 共有先アプリの選択画面から、目的のアプリを選択します。
アプリに共有されたファイルを、ストレージに転送(コピー)することができます。
ファイルを転送する手順を次に示します。
- 外部アプリよりファイルを共有します(複数可)。
- 共有先アプリの選択画面から、CIFS Documents Providerを選択します。
- SAFピッカーが表示されるので、転送先を選択します。
- 単一ファイルを選択した場合は、ファイル書込みピッカーになります。
- 複数ファイルを選択した場合は、フォルダ選択ピッカーになります。
- 選択後、ファイル転送画面が開き、ファイル転送を開始します。
- 利用アプリからSAFのピッカーに表示されません。
- ご利用のアプリが、利用可能なDocumentsProvidedrをローカルストレージに限定しています。設定画面で「ローカルストレージとして使う」を有効にすると、アクセスできるようになります。ただし、ご利用のアプリがローカルストレージ上の動作を想定しているため、正常に動作しない可能性があります。
- 長時間ファイルを利用していると、突然ファイルにアクセス出来なることがあります。
- AndroidのシステムによってCIFS Documents Providerのアプリが強制終了されると、それに伴いDocumentsProviderも終了し、ファイルにアクセスできなくなります。設定画面で「ファイル利用時に通知を表示」を有効にすると、強制終了を防ぐことができます。
- データの保存先に指定するとアプリがクラッシュします。
- 動的なストリームデータの保存先に指定すると、アプリがクラッシュします。原因を調査中です。
- 対応言語を追加・修正したい。
- CIFS Docuemtns Provider Translation Seetに、言語を追加してテキストを記述した上で、開発者まで連絡ください(テキストは全て埋めてください)。操作が分からない場合は、Excelシートなどを直接開発者に送付頂いても構いません。
- FTPS (Apache Commons)の接続において、接続チェックは成功しますがファイルが参照出来ません。
- 現在のアプリで、コントロールコネクションとデータコネクションのセッション再利用に対応していないことによる問題です。お使いのFTPサーバがコントロールコネクションとデータコネクションを同一セッションで接続することを求めていますが、アプリ側が対応していないため、データ転送に失敗しています。ライブラリで対応されるまで、対応を保留させてください。現在の所、サーバ側でセッション再利用の要求をOFFにする対応をお願いします。
現在の内容はVer.2.1.0をベースに作成されています。