AIのべりすとのAPIを呼び出し、指定のテキストの続きを生成する拡張機能です。
※この拡張の開発は、AIのべりすと本家とは関係なく行われており、非公式です。この拡張について、AIのべりすと/Bit192に問い合わせないでください。
※利用にはAIのべりすとのユーザー登録と、そのユーザーに使用可能なルミナ(ポイント)が残っていること必要です。
- 任意のファイルで、そのファイル全体を入力としてAIのべりすとAPIに問い合わせ、続きを書くことができます。
- ステータスバーの「続きを書く」ボタン、またはコマンド「続きを書く(AIのべりすと)」から利用可能です。
- 出力結果はファイル末尾に追加され、四角で囲って強調されます。
- そのテキストファイルに出力文が残っている状態、かつ、Undo/Redo以外の編集をしていない場合、ステータスバーの「リトライ」ボタンから、その出力結果を消して、再びAIのべりすとに問い合わせて続きを書くことができます。
- テキストを選択した状態でエディタを右クリックし、「選択範囲の続きを書く(AIのべりすと)」から選択範囲のテキストのみを入力としてAPIに問い合わせ、続きを書くことができます。出力は選択範囲の末尾に追加されます。
- アシスタントビュー:サイドバーのチャットライクなフォームから、現在開いているファイルの内容をもとにAIへ指示を送ることができます。
- 指示は
[#ユーザー]/[#アシスタント]構文を使って送信テキストの末尾に追加されます。.ai_novelist/instruct_template.txtでこのテンプレートをカスタマイズできます。 - 「エディタに出力」チェックボックスをオンにすると、AIの回答をエディタ末尾にも挿入します。
- 「思考モード」チェックボックス(デフォルト: オン)を使うと、AIが回答前に思考プロセスを実行します。思考内容はアコーディオン内に表示され、エディタには出力されません。
.ai_novelist/think_template.txtで思考開始トークンをカスタマイズできます。 - 「選択中はそのテキストのみ」チェックボックスをオンにすると、送信時にファイル全体ではなくエディタの選択範囲のみをAPIに送信します。
- 「思考のみの場合自動で続きを書く」チェックボックスをオンにすると、思考モードONの送信で
</think>が現れなかった場合に自動で続きを要求します(最大5回)。 - 上記オプションは「設定」アコーディオン内にまとめられています。
- 指示は
- 本文中にコメント構文を書くと、その部分をAPIへの送信から除外できます。詳しくは「コメント構文」の項を参照してください。
- APIに渡す各種パラメータを設定可能です。
- 出力結果を別途ログファイルに記録します(VSCodeの設定から有効/無効を切り替え可能です)。
AIのべりすとのユーザー登録と、そのユーザーに使用可能なルミナ(ポイント)が残っていること必要です。 事前にAIのべりすとのサイト上で新規ユーザー登録をしてください。
登録ができたらAIのべりすと 開発者向けAPIページでAPIキーを取得し、この拡張に設定(" ai_novelist_api.apiKey")してください。
なお、AIのべりすとAPIの利用にはルミナを消費します。ルミナを所持していない場合は、あらかじめ購入しておいてください。
ai_novelist_api.apiKey: AIのべりすとの開発者向けAPIページのAPIキーを設定してください。設定しないとAPIは利用できません。ai_novelist_api.saveOutputToLogFile: この設定が有効の場合、AIの出力をログファイル(.ai_novelist/history/yyyymmdd_hhMMss.json)に保存します。パラメータと送信テキスト全文も記録されます。ai_novelist_api.parameters.length: 出力トークン数の長さ(1~400)。出力に時間がかかる場合、この長さにかかわらず出力が短くなる場合がありますai_novelist_api.parameters.length_think: 思考モードON時の出力トークン数の長さ(1~400)。0の場合はlengthの値をそのまま使用します。ai_novelist_api.parameters.temperature: ランダム度(0~2.5)。語彙が単調に感じる場合は上げてみてください。上げすぎると支離滅裂な出力なります。ai_novelist_api.parameters.top_p: Top Pサンプリング(0.01~1.0)。低いほど出現確率の低いトークンが除外されます。極端に関係のない語彙が出ることを防ぎます。ai_novelist_api.parameters.rep_pen: 繰り返しペナルティ(1.0~2.0)。同じトークンが出力されにくさの度合いを指定します。数字を大きくすると、同じトークンが出力されにくくなります。値が高すぎると出力が突飛になりすぎる可能性があります。ai_novelist_api.parameters.top_k: Top Kサンプリング(1~500)。出力が確率上位nトークンのみから選択されるようにします。ai_novelist_api.parameters.top_a: Top Aサンプリング(0~1.0)。確率が(一番確率の高いトークン^2 * Top A)以下のトークンを除外します。ai_novelist_api.parameters.rep_pen_range: 繰り返しペナルティを適用する範囲(0~2048)。この範囲にあるトークンが出力される可能性があるときにペナルティがかかります。ai_novelist_api.parameters.rep_pen_slope: 繰り返しペナルティの傾斜(0.01~10)。この値を大きくすると、入力文章末尾から離れた位置にあるトークンほど、より大きなペナルティがかかるようになります。ai_novelist_api.parameters.rep_pen_pres: コンテキスト中に単語が出た回数に依存する繰り返しペナルティ(0~100)ai_novelist_api.parameters.typical_p: Typicalサンプリング(0.01~1.0)。出力確率の下位n%のトークンのみを採用します。ai_novelist_api.parameters.badwords: 禁止ワードを設定します。ai_novelist_api.parameters.logit_bias: 個別のトークンの出現率を調整します。バイアス確率はlogit spaceに作用します。基本的には-5から+5程度が適正です。下記のように配列で指定してください。
{
"ai_novelist_api.parameters.logit_bias": [
{
"token": "【",
"bias": -2
},
{
"token": "_",
"bias": -0.1
}
]
}ai_novelist_api.send_limit: APIに送信するテキストの最大文字数。0の場合は制限なし。制限超過時は「入力本体の下2行 > メモリー > キャラクターブック > 入力本体の残り」の優先順位で収めます。.ai_novelist/settings.jsonのsend_limitキーで上書き可能です。ai_novelist_api.chara_book_search_range: キャラクターブックのファイル名を検索する範囲(送信テキスト末尾からの文字数)。0の場合はテキスト全体を検索します。デフォルト2000。.ai_novelist/settings.jsonのchara_book_search_rangeキーで上書き可能です。ai_novelist_api.parameters.stoptokens: 出力生成中にここで指定したトークンが現れると、強制的に出力が打ち切られます。ai_novelist_api.parameters.model: 使用するモデルを選択できます。利用可能なモデルは以下の通りです。(2026/03/29現在)- 現行モデル
- derrida_03
- spiko_max
- spiko
- spiko_solid
- damsel_ray
- レガシーモデル
- supertrin_highpres
- supertrin_maxpres
- supertrin
- damsel
- 現行モデル
パラメータの読み込み優先順位は「拡張全体の設定 < .ai_novelist/param.json < .ai_novelist_param.json」です。後から読まれるファイルの値が優先されます。
.ai_novelist_param.jsonに設定を書く場合は、下記の例のように設定してください。
{
"length": 15,
"temperature": 0.7,
"top_p": 0.7,
"rep_pen": 1.15,
"top_k": 140,
"top_a": 0.1,
"rep_pen_range": 1024,
"rep_pen_slope": 3.00,
"rep_pen_pres": null,
"typical_p": 1.0,
"badwords": "<unk>",
"logit_bias": "【<<|>>_",
"logit_bias_values": "-2.0|-0.1",
"stoptokens": "トマト<<|>>りんご",
"model": "spiko",
}コマンド「ワークスペースファイルを作成(AIのべりすと)」を実行すると、.ai_novelist/ ディレクトリ配下の設定ファイル群を一括で作成します。既に存在するファイル/ディレクトリはスキップされます。
| 作成されるファイル | 初期内容 |
|---|---|
param.json |
現在のVSCode設定のパラメータ値 |
settings.json |
現在のVSCode設定のsend_limit / chara_book_search_range、およびnote_lineのデフォルト値(3) |
memory.txt |
空 |
note.txt |
空 |
instruct_template.txt |
デフォルトの[#ユーザー]/[#アシスタント]構文テンプレート |
think_template.txt |
デフォルトの<think> |
chara_books/ |
空ディレクトリ |
history/ |
空ディレクトリ |
.ai_novelist/ディレクトリにワークスペースごとの設定ファイルを置くことができます。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
param.json |
APIパラメータ(.ai_novelist_param.jsonより低優先) |
settings.json |
拡張の動作設定(note_line / send_limit / chara_book_search_range) |
memory.txt |
メモリー:送信テキストの先頭に常に挿入されるテキスト |
note.txt |
脚注:送信テキストの末尾からnote_line行目の直前に挿入されるテキスト。アシスタントビューから送信する場合は{__note__}プレースホルダと置換されます(プレースホルダがない場合は先頭に追加)。 |
chara_books/*.txt |
キャラクターブック:ファイル名が本文内に存在する場合にメモリーの直後に挿入されるテキスト |
instruct_template.txt |
アシスタントビューの送信テキスト追加部分のテンプレート。存在しない場合はデフォルトの[#ユーザー]/[#アシスタント]構文が使われます。{__input__} / {__note__} / {__think__} プレースホルダを使用できます。 |
think_template.txt |
アシスタントビューで思考モードがONのとき、{__think__}プレースホルダと置換されるテキスト。存在しない場合は<think>が使われます。 |
.ai_novelist/chara_books/ディレクトリに*.txtファイルを置くことで、ファイル名に一致するキーワードが本文中に存在する場合のみ、そのテキストをメモリーの直後に挿入できます。
ファイル名の先頭に数値.を付けることで挿入順を制御できます(例: 1.田中太郎.txt)。数値なしのファイルは順序値100として扱われ、同値の場合はアルファベット順で処理されます。検索は拡張子と数値プレフィックスを除いたファイル名で行われます。
AIのべりすと本家と同様のコメント構文を利用できます。各マーカーは @(全角 @)が行頭にあるときのみ機能します。これらの構文で示した範囲は、API送信時に本文・メモリー・脚注・キャラクターブックから自動的に除外されます(ファイル自体は書き換わりません)。エディタ上ではコメント扱いの範囲がグレーで表示されます。
| 記号 | 機能 |
|---|---|
@_ |
その行をコメントアウト |
@/* |
ブロックコメント開始 |
@*/ |
ブロックコメント終了 |
@break / @startpoint |
これより前のテキストをすべてコメントアウト |
@endpoint |
これより後ろのテキストをすべてコメントアウト |
記号 @ / * _ は、全角の @ / * _ で書いても有効です。
@break / @startpoint が複数ある場合は最後のものが、@endpoint が複数ある場合は最初のものが有効になります。
CHANGELOG.md を参照してください。
この拡張はMITライセンスで提供されているVS Code Extension Samplesのコードを利用しています。
VS Code Extension Samples: Copyright (c) Microsoft Corporation.
アイコン(media/icon.svg)のキャラクターはユネスコです。 ユネスコはゲームTone Sphere、およびその開発元のBit192のキャラクターです。