NXP社の高ドライブ電流型のI2CバスバッファPCA9600Dを用いてI2Cの信号線の許容負荷容量を増加させ、I2C接続のGroveモジュールの通信距離を延長するための基板です。
基板同士は一般的なストレート結線のLANケーブルで接続します。LANケーブルは入手性が良いため、マイコンとGroveモジュール間の通信距離が数m~数10mのシステムを容易に構築できます。
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- PCA9600D 高ドライブ電流I2Cバスバッファ基板
- Groveケーブル
- ストレート結線のLANケーブル(※クロス結線のLANケーブルを使用するとVCCとGNDがショートするため使用しないでください)
20mのLANケーブル(エレコム社LD-CTT/BU200)を用いて通信テストを行い、Fast mode(400kbps)で問題なく通信できました。
以下の画像に示すように延長基板に部品をはんだ付けします。
別途ご用意いただいたPCA9600D基板に付属の細ピンヘッダをはんだ付けし、PCA9600D基板上のシルクと延長基板上のシルクが一致する向きにICソケットに挿します。