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Yasuhisa Hironaka edited this page Oct 11, 2015 · 12 revisions

概要

LPC1114で8×8ドットのマトリクスLEDを制御し、流れる文字やアニメーション、簡単なゲームができるおもちゃのファームウェアです。 オリジナルは、福野泰介さんが開発しました。これを、廣中靖久がforkして機能の拡充を行い、公開しています。

主な仕様

ハードウェア

以下のページの作り方が基本です。

材料費260円で作るマトリックスLEDバッジ こどもパソコンIchigoJamで創ろうオリジナルバッジ! wmmin http://fukuno.jig.jp/822

これに、ボタンと圧電サウンダーを付けてゲームに仕上げます。

ワンキーゲーム機「IchigoDot」オープンソースハードウェアとして公開! http://fukuno.jig.jp/881

空中配線で作成する過程をYouTubeで公開しています。

IchigoDotを空中配線で制作する https://www.youtube.com/watch?v=PbgXJWduu2g

空中配線での制作難易度は高く、あまり子供向けではないので、キットも販売されています。

IchigoDot組み立てキット(ワンキーゲーム機) (白) http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/dp/B013M1KRYW/

ソフトウェア

単体で動作するアプリケーション

電源を入れるとIchigoDotSのロゴアニメーションが表示されます。
そのまま放置すると自動的にDeepSleepModeに入り、電池の消耗を防ぎます。
ボタンを長押しすると、アプリケーションを切り替えられます。

シリアル通信(uart)による外部からの制御

アニメーションアプリが表示されている時に、uartからIchigoDotSが文字を受け取ると、外部制御モード(MATLED互換)に入ります。
uartを利用するとIchigoJamやパソコン、その他、外部からIchigoDotSを制御できます。

ビルド環境

コンパイラ

ビルドにはGCC ARM Embedded (gcc-arm-none-eabi)を使用しています。 よく検索で見つかるlpcxpressoでは有りません。
福野さんのオリジナルのMakefileを見たら、CCにこれを使用していましたので。

GCC ARM Embedded https://launchpad.net/gcc-arm-embedded/+download

Makefile・hexファイル

画面の初期表示の向きに応じて、4種類のhexファイルを用意しています。
これは、マトリクスLEDのどの辺を上にして使いたいか、に応じて選んで頂けます。

マトリクスLEDの出っ張りを上・左になるようにして上から見た場合

hexファイル名 ROTATE make方法 コメント
IchigoDotS_R0.hex ROTATE=0 make -f MakefileR0 斎藤史郎様のIchigo64 現在の対応角度
IchigoDotS_R1.hex ROTATE=1 make -f MakefileR1 ショップスプラウト様の IchigoDotキットの推奨値
IchigoDotS_R2.hex ROTATE=2 make 従来のIchigoDotSデフォルト
IchigoDotS_R3.hex ROTATE=3 make -f MakefileR3 Ichigo64の今後はこれが良さそう

その他関連リンク

IchigoDotの情報が集まっている場所

IchigoDot情報集積所 http://ichigodot.cocolog-nifty.com/

IchigoDotについてディスカッションできる場所

IchigoJam-FAN Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/ichigojam/

IchigoDotのオリジナル作者、福野泰介さんのBlog

福野泰介の一日一創 http://fukuno.jig.jp/