Raspberry Pi Picoを使ってYAMAHA PSS-A50にサステインペダルを追加します。
PSS-A50から送信されたMIDI信号をそのまま送り返し、追加でペダル情報を送信します。
- PicoのGP15にペダル(またはボタン)を取り付ける (Picoピンアサイン)
- ノーマリクローズのペダル(例:YAMAHA FC5)を使用する場合はPico起動前にGP10を短絡する
- PicoのVBUSに5V電源を供給する
- PSS-A50をPicoとUSBで接続する
- PSS-A50のControl Changeをオン、Local Controlをオフにする
- 好みの音色に切り替えて演奏する
Windows 11
Visual Studio 2022
CMake 3.24.3
事前にpico-sdkとコンパイラの導入を行う必要があります。
https://datasheets.raspberrypi.com/pico/getting-started-with-pico.pdf
ビルド(Windows) Visual Studio 開発者コマンドプロンプトで実行してください
cd {project root}
git submodule update --init
mkdir build
cd build
cmake -G "NMake Makefiles" .. -D FAMILY="rp2040" -D PICO_SDK_PATH="{your pico-sdk path}"
nmake
-
使用は自己責任です。Picoのピン配置に注意してください。
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受信したMIDI情報をそのまま送り返しているため、動作がおかしいところがあります。
- 起動直後の音色がNo.002になっている
- 初回の録音データ再生時の音色がおかしい
etc
- rppicomidi/tinyusb (forked from hathach/tinyusb)
https://github.com/rppicomidi/tinyusb
LICENSEファイルを参照してください