NMRA規格の信号を受信して作動する、ファンクション専用のDCCデコーダーのファームウェアです。
モーター出力の回路を利用し、製品オリジナルの基板にそのまま接続するだけで簡単にDCC対応にできます。 (両極性出力)
Atmel AVR ATtiny45 / ATtiny85で動作できるように作成してあります。
(プログラム領域が足りないため、ATtiny25には入りません)
- アナログ仕様の製品に搭載されているライト基板を無加工でDCCに対応可能。
モーター制御用デコーダのハードウェアを利用し、極性を入れ替えることで対応。 - それぞれの出力に対し、F0-F28から任意の番号で動作するように設定可能、また走行方向による制御も可能
- それぞれの出力の照度を個別に設定可能 (16段階)
- ヘッドライト減光機能を搭載し、停車時と走行時でヘッドライトに設定したファンクションの照度を自動的に変更する機能および、走行中でもファンクションの制御で減光状態に切り替え可能な機能を搭載
- 進行方向にかかわらず、ヘッドライトが常時点灯するように制御する機能を設定可能
- 7-Bit Address、14-Bit Addressどちらの設定にも対応
- Pagedモード、Directモード、Operationモードでのプログラミングに対応
- アナログコントローラーでの操作に対応。
純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力コントローラーにおいてもある程度は正常に制御可能
- Digitrax DCS50K (Kato D101)
- Digitrax DCS100
- Roco Z21
- TOMIX N-1000CL
- KATO スタンダードS
- KATO スタンダードSX
回路を独自に組んで動かす場合は、基板設計データに含まれる回路図を参考にしてください。
8MHz内蔵オシレーターで動作するようにするため、下記の内容を書きます。
(表記はAtmel Studioのものとなります)
- EXTENDED: 0xFF
- HIGH: 0xDE
- LOW: 0xE2
Atmel Studioで設定を行う場合、「LOW.CKDIV8」のチェックを外し、「HIGH.BODLEVEL」を「Brown-out detection at VCC=1.8V」に切り替えてください。