wpr

気象業務支援センター提供のCDに収録された気象庁のウインドプロファイラデータを読み込み、matplotlibで作図を行うためのpythonプログラム

0. 実行環境の準備

下記のパッケージを導入する

• Numpy

• Pandas

• matplotlib

1. read_wpr.py

ウインドプロファイラデータを読み込み、csvファイルを書き出す

• 使用法：

  % ./read_wpr.py オプション

• 出力：output_dir以下に出力される

  data_qua.地点番号.csv（品質管理情報、 quality flag）

  data_dir.地点番号.csv（風向、wind direction）

  data_spd.地点番号.csv（風速、wind speed）

  data_w.地点番号.csv（鉛直速度、vertical velocity）

  data_height.csv（データの高度一覧、height list of data）

  data_time.csv（時刻一覧、time list）

オプション

• -h | --help： ヘルプメッセージを表示し終了（show help message and exit）

• --wpr_date <wpr_date> ：日付を8桁の番号で（8-digit date; yyyymmdd）

  例：2019年5月4日のデータを変換する：--wpr_date 20190504

• --wpr_sta <wpr_sta> ：3桁の地点番号（3-digit station number）

  地点番号は、wpr_sta.csv参照

  例：熊谷：--wpr_sta 626

• --input_dir <input_dir> ：入力ディレクトリへのパス（path of input directory）

• --output_dir <output_dir> ：出力ディレクトリへのパス（path of output directory）

2. map_wpr.py

matplotlibを使い作図する

地点番号（sta_id)をread_wpr.pyで書き出した地点に合わせ、作図時に表示される地点名（sta_name）やタイトル（title）を適切に書き換える。

• 使用法：

  % ./map_wpr.py

• 出力：

  wpr.地点名.png

備考

Google colaboratoryを用いて、上記の解析・作図を行う方法を https://yyousuke.github.io/matplotlib/wpr_colab.htmlに載せた。

作成者：山下陽介（国立環境研究所）