本リポジトリは、Alpine Linux 環境における Linuxbrew の導入手法について述べた文書である "Alpine Linux 環境への Linuxbrew の導入手法" と、 Linuxbrew が導入された Alpine Linux 環境の Vagrant Box を作成する為のスクリプトファイル等を同梱したリポジトリです。
なお、前述の文書である "Alpine Linux 環境に Linuxbrew を導入する手法" で述べた手法で構築した Linuxbrew も以下の URL にて配布しています。
また、本リポジトリにより作成した Linuxbrew が動作する Alpine Linux 環境の Vagrant Box を以下の URL にて配布しています。こちらの方もどうか御覧下さい。
本リポジトリに同梱されているスクリプトファイルを用いて、 Linuxbrew が導入された Alpine Linux 環境の Vagrant Box を作成するには、予め Vagrant, VirtualBox, libvirt を導入する必要があります。
その後は、以下のようにしてスクリプトファイル build-box.sh を起動し、 Linuxbrew が導入された Alpine Linux 環境の Vagrant Box を作成します。
...
$ cd ./Linuxbrew-for-Alpine/virtualbox # (provider に virtualbox を用いる場合は、ディレクトリ ./Linuxbrew-for-Alpine/libvirt に移動する)
$ ./build-box.sh # (スクリプトファイルを起動する)
...
$ cd ./Linuxbrew-for-Alpine/libvirt # (provider に libvirt を用いる場合は、ディレクトリ ./Linuxbrew-for-Alpine/virtualbox に移動する)
$ ./build.sh # (スクリプトファイルを起動する)
...
上記のスクリプトファイルを起動した後は、 ./build-box.sh の存在するディレクトリに、 releases/ ディレクトリが作成されますので、以下のようにして Vagrant Box を導入します。
...
$ cd ./releases
$ vagrant box add ./alpine-brew-virtualbox-yyyy-mm-dd.json # (provider が virtualbox 向けの Vagrant Box の導入。)
# (なお、上記の yyyy-mm-dd は、バージョン番号)
...
$ cd ./releases
$ vagrant box add ./alpine-brew-libvirt-yyyy-mm-dd.json # (provider が libvirt 向けの Vagrant Box の導入。)
# (なお、上記の yyyy-mm-dd は、バージョン番号)
...
なお、 Vagrant Box の導入の際は、 vagrant box add コマンドの引数には、 JSON 形式のファイルを指定することに留意して下さい。
まず最初に、超軽量な Linux のディストリビューションである Alpine Linux を開発した Alpine Linux の開発コミュニティの各位に心より感謝致します。
そして、 Linuxbrew 本体のリポジトリの開発を行っている Shaun Jackman 氏を始めとする Linuxbrew の開発コミュニティの各氏に心より感謝致します。また、 Linuxbrew の詳細に関しては、 Linuxbrew 公式ページ及び Linuxbrew のリポジトリに同梱される各種資料も併せて参考にしました。
最後に、 Linuxbrew 及び Alpine Linux 環境そして Linux 全体に関わる全ての皆様に心より感謝致します。