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第07回 Wave型の仕組み作り

kyusyukeigo edited this page Feb 26, 2015 · 1 revision

前章では、背景を作りスクロールさせたことにより、よりゲームらしくなってきました。この章では、さらにゲームの中身を作っていきます。今回のチュートリアルはWave型のシューティングゲームです。

7.1 Waveの作成

空のGameObjectを作成し、名前をWaveとしてください。Waveの**位置は(0,0,0)**とします。 次に3つのEnemyを子要素として図7.1のように並べます。


図7.1:

最後にプレハブにして、ゲームオブジェクトの方は削除しましょう。

7.2 Waveを呼び出す**Emitter (エミッター)**を作成する

Waveプレハブをスクリプトから作成します。 まず、Emitter.csをScriptsフォルダの中に作成します。

Emitter.cs

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class Emitter : MonoBehaviour
{
    // Waveプレハブを格納する
    public GameObject[] waves;

    // 現在のWave
    private int currentWave;

    IEnumerator Start ()
    {

        // Waveが存在しなければコルーチンを終了する
        if (waves.Length == 0) {
            yield break;
        }

        while (true) {

            // Waveを作成する
            GameObject wave = (GameObject)Instantiate (waves [currentWave], transform.position, Quaternion.identity);

            // WaveをEmitterの子要素にする
            wave.transform.parent = transform;

            // Waveの子要素のEnemyが全て削除されるまで待機する
            while (wave.transform.childCount != 0) {
                yield return new WaitForEndOfFrame ();
            }

            // Waveの削除
            Destroy (wave);

            // 格納されているWaveを全て実行したらcurrentWaveを0にする(最初から -> ループ)
            if (waves.Length <= ++currentWave) {
                currentWave = 0;
            }

        }
    }
}

次に空のゲームオブジェクトを作成し、名前をEmitterとしてください。ゲームオブジェクトの位置はX 0 Y 3.5 Z 0とします。 EmitterゲームオブジェクトにEmitter.csをアタッチし、Waveプレハブを図7.2のように格納します。


図7.2:

この状態でゲームを再生してみてください。 敵を倒したり通り過ぎて行くと再度Waveが登場します。

弾が多く敵を倒せない場合はWaveプレハブにあるEnemyのCanShotのチェックを外そう
図7.3: 弾が多く敵を倒せない場合はWaveプレハブにあるEnemyのCanShotのチェックを外そう

第07回終わり

今回はここで終了です。つまずいてしまった方はプロジェクトファイルをダウンロードして新たな気持ちで次の回へ進みましょう。

今回のプロジェクトファイルをダウンロード

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