RETUSSの開発環境構築

はじめに

RETUSSの開発環境構築の詳細手順について説明します。

概要は、READMEを参照してください。

なお、Windows 10の64bit版を対象としています。

https://jdk.java.net/ における、OpenJDK11をインストールしてください。

今回は、 https://jdk.java.net/archive/ におけるWindows版のバージョン11.0.2をインストールします。

openjdk-11.0.2_windows-x64_bin.zipをダウンロードします。
openjdk-11.0.2_windows-x64_bin.zipを解凍します。解凍ソフトを使うか、unzipコマンド（導入している場合のみ）を利用してください。 Windows10であれば、デフォルトの解凍ソフトが実行されると思います。
解凍したファイル群をまとめたディレクトリを任意の場所に置いてください。今回は、 C:\Program Files\Java\jdk-11.0.2\ に配置しました。
C:\Program Files\Java\jdk-11.0.2\bin\ ディレクトリにPathを通してください。 Pathの通し方は、「コントロールパネル」の「システム」の「システムの詳細設定」における「環境変数」の「システム環境変数」の変数「Path」を利用します。分からなければ、「Windows Path 通し方」で調べてください。
PowerShellコマンドで java --version と打って、それっぽい返事が返ってきたら完了です。

Gradleをインストールします。バージョンが古いと動作しないため、バージョン5以降を参照してください。

詳細は、Windows10にGradleをインストールを参照してください。

PowerShellコマンドで gradle -version と打って、それっぽい返事が返ってきたら完了です。

IntelliJのWebサイトより、IntelliJをダウンロードしてインストールします。

https://www.jetbrains.com/idea/download/#section=windows からIntelliJのCommunity版をダウンロードします。
ダウンロードしたexeファイルを実行しインストールします。
インストールしたら終了します。

Gitコマンドをインストールしてください。

方法は省略します。各自調べてください。

どうしても嫌だ、という信念のある方は、飛ばして次に行ってください。僕は悲しみますが、止められません。

このリポジトリ https://github.com/Morichan/Retuss を自分のアカウントにフォークしてください。方法は省略します。

もし僕のリポジトリと合わせる気が無いなら、そのままクローンして構いません。個人的にはフォークしてくれるとありがたいですが......

次のコマンドでクローンします。

git clone フォークしたあなたのリポジトリのURL

もし、Gitコマンドをインストールしなかった場合は、 https://github.com/morichan/retuss における右端でZIPファイルをダウンロードし、任意のディレクトリに配置してください。

IntelliJを初めて起動した場合は「Import Project」を、既に別のファイルを作成済みの場合は「File」メニューの「Open」メニューを選択してください。

そこから、先ほどクローンまたはダウンロードしたディレクトリに存在するbuild.gradleを選択してください。

次々出てくると思いますが、何も考えずに次を選択していけばいいと思います。設定ファイルは上書きした方が幸せになれると思います。

Gradleのビルド（正確には依存Jarファイルのダウンロード）に時間がかかるため、しばらくお待ちください。

また、時々Windowsファイアウォールで許可してくださいというダイアログが立ち上がることがありますが、プライベートネットワークであれば許可してください。 ......まさかパブリックネットワークで設定している人はいないと信じています。

Gradleでbuildできるように設定します。

PowerShellのコマンドであれば、次のコマンドを実行すると、 build\libs\ ディレクトリ下にretuss-1.0.0-snapshot.jarファイルができると思います。

gradle build

次のコマンドで実行してみましょう。

java -jar build\libs\retuss-1.0.0-snapshot.jar