mc_canvas v5.3.0

Canvas版からの修正点

• ゲージの表示がJava版と異なっていたのを修正。(#213)

追加点

バージョン確認方法を追加

CanvasMasao.versionでバージョンを確認できるようにしました。
MasaoJSS#getVersion()でも確認可能です。

色変更可能箇所を追加

メッセージの背景、枠、文字の色やゲージの枠の色などを変更可能にしました。
変更可能な色の種類とパラメータ名の対応表は以下です。

種類	パラメータ名	デフォルト値
メッセージウィンドウの背景色	message_back_red message_back_green message_back_blue	"0" "0" "0"
メッセージウィンドウの枠の色	message_border_red message_border_green message_border_blue	"255" "255" "255"
メッセージウィンドウの名前の文字色	message_name_red message_name_green message_name_blue	"0" "255" "255"
メッセージウィンドウの文字色	message_text_red message_text_green message_text_blue	"255" "255" "255"
ゲージの枠の色	gauge_border_red gauge_border_green gauge_border_blue	"255" "255" "255"
ゲージの背景色1	gauge_back_red1 gauge_back_green1 gauge_back_blue1	"255" "255" "0"
ゲージの背景色2	gauge_back_red2 gauge_back_green2 gauge_back_blue2	"255" "0" "0"

MasaoJSSにsetSystemColor(type,r,g,b,a)メソッドを追加

上記の色含むシステムの色を変更するMasaoJSS#setSystemColor(type,r,g,b,a)メソッドを追加しました。
MasaoJSSを使うことでアルファ値（透明度）の変更もできるようになっています（省略可）。
ただし、ステージの背景色にはアルファ値を設定しても無視されるようになっています。
また、カイオールの「水の波動 直進」はアルファ値が255の場合、デフォルトのアルファ値（176）を参照するようになっています。
typeの値に対応する変更する色の種類は以下の通りです。

type	変更する色の種類	備考
1	ステージ1のゲーム画面の背景色	アルファ値の設定不可
2	ステージ2のゲーム画面の背景色	アルファ値の設定不可
3	ステージ3のゲーム画面の背景色	アルファ値の設定不可
4	ステージ4のゲーム画面の背景色	アルファ値の設定不可
5	ステージ番号表示画面の背景色
6	スコアなどの文字の色
7	グレネードの爆発などの色1
8	グレネードの爆発などの色2
9	水の波動などの色	「水の波動 直進」はアルファ値が255の場合、 デフォルトのアルファ値（176）を参照する
10	ファイヤーバーなどの色1
11	ファイヤーバーなどの色2
12	メッセージウィンドウの背景色
13	メッセージウィンドウの枠の色
14	メッセージウィンドウの名前の文字色
15	メッセージウィンドウの文字色
16	ゲージの枠の色
17	ゲージの背景色1
18	ゲージの背景色2

例

ap.setSystemColor(12,0,0,0,255 * 0.5); // メッセージウィンドウの背景色を半透明にする

ap.setSystemColor(10,255,0,255,255 * 0.8); // ファイヤーバーの色をピンクにした上で透明度を80%にする