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ビジョンスコープ記述書

Sey edited this page Apr 29, 2024 · 10 revisions

本アプリケーションが目指すべき方向をビジョンスコープ記述書として記述することでプロダクトをアラインメントすることが目的。

画像を分析した結果を出力し、画像クリエイターの発想を助力する

ビジョンスコープ記述書

ビジネス要求

背景

写真や Web サイトのデザインをしているとき、それを見る人にとってデザインが美しいかどうか判断がどうしても経験則やその日のコンディションに影響されて難しかったりした。 「美しいかどうか」を経験則やコンディションに影響されずに判断するために定量的な基準があれば自身が作成するデザインの品質も向上させることができると考えた。

ビジネス機会

クリエイターは自身が価値を提供するユーザーにとって「美しい」とは何かを考えるために客観的な情報がほしいと考えている。 この情報を提供するのが本プロダクトである。

ビジネス目標

クリエイターの作品作成プロセスに本アプリケーションによる検証が組み込まれていること。

成功判定メトリクス

クリエイターの作品作成の過程で1回は本アプリケーションによる検証が行われていること。

ビジョン記述

このは<「美しい」作品の作成>を求める<画像クリエイター>を対象に、<客観的な「美しい」の基準を与えて作品が評価される利益や自己満足の機会>を与える、<画像検証>サービスである。

ビジネスリスク

  • トレンドの変化による「美しい」の基準の移り変わり
    • このリスクを軽減するために、「美しい」を判定するだけでなく、クリエイター自身も判定できるように詳細な情報を提供する。

ビジネス上の前提条件と依存関係

スコープと制限

主要フィーチャー

  • クリエイターが検証するために必要な情報を「簡潔」な形式で提供できる。
    • ~のパラメータがあるから「美しい」という判断をクリエイター自身で行うことができる。
  • クリエイターが提供した画像に対して「美しい」かどうか判断できる。

最初のリリースのスコープ

  • 画像に対してどのような系統の色が使用されているか確認できる。

2 回目移行のリリースのスコープ

  • アクセシビリティのチェックができる

制限と対象外

  • 画像サイズや各色ごとの画素数のように細かすぎる情報が欲しいわけではない。
  • 画像のクロッピングなどの加工機能は不要(Photoshop など別のソフトで行うため)。
  • プレビューはそこまで正確でなくて良い(スマートフォンの標準アプリケーションなどで確認できるため)。

ビジネス環境

ステークホルダーのプロファイル

ステークホルダーには下記が存在する。

  • クリエイター
  • クリエイターのユーザー
  • (クリエイターの会社の)システム管理者
  • サービス開発者

クリエイター

ユーザーに対して「美しい」作品を提供するための情報を求める。アプリケーションからのフィードバックで作品をブラッシュアップするだけでなく、作業の効率化も求めている。

クリエイターのユーザー

クリエイターが提供する作品から精神的な安らぎや活力を得ることができる。

システム管理者

社内のクリエイターが活躍するために、本アプリケーションを使用してサポートする。

サービス開発者

クリエイターが活躍できる状況を作れていることにモチベーションを持つ。

プロジェクトの優先順位

すべてのビジネス要求の中で一番プライオリティが高い。

導入時の留意事項

オンプレミスで構築するため、サーバーの運用についての知識が必要。

作成した画像のストレージとして作品を振り返れる

ビジョンスコープ記述書

ビジネス要求

背景

画像クリエイターが自身が「美しい」作品を生み出していくための課題を発見するために、簡単に振り返ることのできるログのようなものが欲しいと考えた。

ビジネス機会

クリエイターは自身が「美しい」作品を生み出していくための課題を発見するために、定期的に過去に作成した作品を振り返りたいと考えている。 そのためにも、普段から日時や系統別に整理をしておきたいがそれは面倒である。 ストレージへの保存と同時に分類してくれるようなシステムを提供する。

ビジネス目標

クリエイターの作品作成のプロセスに本アプリケーションによる検証が組み込まれていること。

成功判定メトリクス

クリエイターが年に 4 回以上本アプリケーションによる振り返りの機能を使用していること。

ビジョン記述

この<lydie_server>は<「美しい」作品の作成>を求める<画像クリエイター>を対象に、<自身が価値を与えたい対象により価値を提供するための改善案>を与える、<画像ストレージ>サービスである。

ビジネスリスク

ビジネス上の前提条件と依存関係

スコープと制限

主要フィーチャー

  • 自動で分類される
  • 分類された画像を、その分類単位で閲覧ができる

最初のリリースのスコープ

  • 保存時にラベル付けされて分類される
  • ラベルによって絞り込みができる
  • 月ごとにまとめて確認できる

2 回目移行のリリースのスコープ

制限と対象外

ビジネス環境

ステークホルダーのプロファイル

クリエイター

ユーザーに対して「美しい」作品を提供するために自身の作品に足りない箇所を分析できることを求める。

プロジェクトの優先順位

導入時の留意事項

作成した画像を複数端末で共有できる

ビジョンスコープ記述書

ビジネス要求

背景

様々な端末から作品を扱うために、複数端末間で画像を共有するための NAS のような役割を持つサーバーが欲しい。

ビジネス機会

クリエイターは自身が作成した作品を複数端末で扱うためにファイルを移動させる必要がある。 また、クラウドストレージサービスのように容量制限や利用規約によってアップロード出来ない画像がある場合も考えられる。 その場合、オンプレミスで作成したサーバーであれば上記の課題を解決することができる。

ビジネス目標

クリエイターが NAS のような使い方で本アプリケーションを利用していること。

成功判定メトリクス

複数端末で作品を共有するために、本アプリケーション以外を使用していないこと。

ビジョン記述

この<lydie_server>は<効率的な作品作成>を求める<画像クリエイター>を対象に、<複数端末で簡単に作品共有が行えることによる作業効率化の機会>を与える、<画像ストレージ>サービスである。

ビジネスリスク

ビジネス上の前提条件と依存関係

スコープと制限

主要フィーチャー

  • 作品を保存できる
  • 作品をダウンロードできる

最初のリリースのスコープ

  • 作品を保存できる
  • 作品をダウンロードできる

2 回目移行のリリースのスコープ

制限と対象外

  • 画像ファイル以外は対象外。

ビジネス環境

ステークホルダーのプロファイル

クリエイター

作品を素早く提供するために作業が効率化されることを望む。

プロジェクトの優先順位

導入時の留意事項

ブラウザアプリから使用するため、ブラウザに依存する。

管理者に対して管理によるコストをかけさせない

ビジョンスコープ記述書

ビジネス要求

背景

クラウドプラットホームで開発を行った場合、自身でこのプロダクト利用しようとすると RDB のランニングコストがかなり高くついてしまう。 それならば、運用コストがかかってしまうが自宅サーバーで運用したほうが安価であるというメリットが受けられる(その運用コストもサーバー運用の学習だと考えればメリットと捉えることができる)。 そのためオンプレミス用の環境を配布できるように構築することに決定した。 ただ、どういった配布の仕方がベストかわからないので可搬性の高い Docker コンテナとして配布することにした。

ビジネス機会

自身やこのプロダクトをコピーして使用する人が簡単に環境構築できることが求められる。

ビジネス目標

1 コマンドで環境構築を行ってサーバーを起動し、配信されている状態にできること。

成功判定メトリクス

1 コマンドで環境構築を行ってサーバーを起動し、配信されている状態にできるかどうか。 ただし、下記を前提とする。

  • Docker がインストールされていること

ビジョン記述

ビジネスリスク

ビジネス上の前提条件と依存関係

スコープと制限

主要フィーチャー

最初のリリースのスコープ

2 回目移行のリリースのスコープ

制限と対象外

ビジネス環境

ステークホルダーのプロファイル

システム管理者

クリエイターをサポートはしたいが、運用コストがかかるのは避けたい。 手間なく運用できる環境を望んでいる。

サービス開発者

システム管理者が手間なく運用できる環境を提供したい。また、万が一の障害発生時にもすぐにフォローできる状態を作っておきたい。

プロジェクトの優先順位

導入時の留意事項

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