Skip to content

Commit

Permalink
README.ja, README.EXT.ja: resolve conflicts. [ruby-dev:44459]
Browse files Browse the repository at this point in the history
git-svn-id: svn+ssh://ci.ruby-lang.org/ruby/trunk@33187 b2dd03c8-39d4-4d8f-98ff-823fe69b080e
  • Loading branch information
shyouhei committed Sep 5, 2011
1 parent 75c4253 commit 48cd6cb
Show file tree
Hide file tree
Showing 3 changed files with 4 additions and 155 deletions.
4 changes: 4 additions & 0 deletions ChangeLog
@@ -1,3 +1,7 @@
Mon Sep 5 10:04:35 2011 Ayumu AIZAWA <ayumu.aizawa@gmail.com>

* README.ja, README.EXT.ja: resolve conflicts. [ruby-dev:44459]

Mon Sep 5 05:13:22 2011 Marc-Andre Lafortune <ruby-core@marc-andre.ca>

* numeric.c (flo_round): Make Float#round round big values [bug
Expand Down
141 changes: 0 additions & 141 deletions README.EXT.ja
Expand Up @@ -94,110 +94,6 @@ FIXNUMとNILに関してはより高速な判別マクロが用意されてい
FIXNUM_P(obj)
NIL_P(obj)

<<<<<<< HEAD
1.3 VALUEをCのデータに変換する

データタイプがT_NIL,T_FALSE,T_TRUEである時,データはそれぞ
れnil,false,trueです.このデータタイプのオブジェクトはひと
つずつしか存在しません.

データタイプがT_FIXNUMの時,これは31bitまたは63bitのサイズを
持つ整数です.longのサイズが32bitのプラットフォームであれば
31bitに,longのサイズが64bitのプラットフォームであれば63bit
になります. FIXNUM を C の整数に変換するためにはマクロ
「FIX2INT()」または「FIX2LONG()」を使います.これらのマクロ
を使用する際には事前にデータタイプがFIXNUMであることを確認す
る必要がありますが,比較的高速に変換を行うことができます.ま
た,「FIX2LONG()」は例外を発生しませんが,「FIX2INT()」は変
換結果がintのサイズに収まらない場合には例外を発生します.
それから,FIXNUMに限らずRubyのデータを整数に変換する
「NUM2INT()」および「NUM2LONG()」というマクロがあります.こ
れらのマクロはマクロはデータタイプのチェック無しで使えます
(整数に変換できない場合には例外が発生する).同様にチェック無
で使える変換マクロはdoubleを取り出す「NUM2DBL()」があります.

char* を取り出す場合, StringValue() と StringValuePtr()
を使います.
StringValue(var) は var が String
であれば何もせず,そうでなければ var を var.to_str() の結果
に置き換えるマクロ,StringValuePtr(var) は同様に var を
String に置き換えてから var のバイト列表現に対する char* を
返すマクロです.var の内容を直接置き換える処理が入るので,
var は lvalue である必要があります.
また,StringValuePtr() に類似した StringValueCStr() というマ
クロもあります.StringValueCStr(var) は var を String に置き
換えてから var の文字列表現に対する char* を返します.返され
る文字列の末尾には nul 文字が付加されます.なお,途中に nul
文字が含まれる場合は ArgumentError が発生します.
一方,StringValuePtr() では,末尾に nul 文字がある保証はなく,
途中に nul 文字が含まれている可能性もあります.

それ以外のデータタイプは対応するCの構造体があります.対応す
る構造体のあるVALUEはそのままキャスト(型変換)すれば構造体の
ポインタに変換できます.

構造体は「struct RXxxxx」という名前でruby.hで定義されていま
す.例えば文字列は「struct RString」です.実際に使う可能性が
あるのは文字列と配列くらいだと思います.

ruby.hでは構造体へキャストするマクロも「RXXXXX()」(全部大文
字にしたもの)という名前で提供されています(例: RSTRING()).

構造体からデータを取り出すマクロが提供されています.文字列
strの長さを得るためには「RSTRING_LEN(str)」とし,文字列strを
char*として得るためには「RSTRING_PTR(str)」とします.配列の
場合には,それぞれ「RARRAY_LEN(ary)」,「RARRAY_PTR(ary)」と
なります.

Rubyの構造体を直接アクセスする時に気をつけなければならないこ
とは,配列や文字列の構造体の中身は参照するだけで,直接変更し
ないことです.直接変更した場合,オブジェクトの内容の整合性が
とれなくなって,思わぬバグの原因になります.

1.4 CのデータをVALUEに変換する

VALUEの実際の構造は

* FIXNUMの場合

1bit左シフトして,LSBを立てる.

* その他のポインタの場合

そのままVALUEにキャストする.

となっています.よって,LSBをチェックすればVALUEがFIXNUMかど
うかわかるわけです(ポインタのLSBが立っていないことを仮定して
いる).

ですから,FIXNUM以外のRubyのオブジェクトの構造体は単にVALUE
にキャストするだけでVALUEに変換出来ます.ただし,任意の構造
体がVALUEにキャスト出来るわけではありません.キャストするの
はRubyの知っている構造体(ruby.hで定義されているstruct RXxxx
のもの)だけです.

FIXNUMに関しては変換マクロを経由する必要があります.Cの整数
からVALUEに変換するマクロは以下のものがあります.必要に応じ
て使い分けてください.

INT2FIX() もとの整数が31bitまたは63bit以内に収まる自信
がある時
INT2NUM() 任意の整数からVALUEへ

INT2NUM()は整数がFIXNUMの範囲に収まらない場合,Bignumに変換
してくれます(が,少し遅い).

1.5 Rubyのデータを操作する

先程も述べた通り,Rubyの構造体をアクセスする時に内容の更新を
行うことは勧められません.で,Rubyのデータを操作する時には
Rubyが用意している関数を用いてください.

ここではもっとも使われるであろう文字列と配列の生成/操作を行
い関数をあげます(全部ではないです).

文字列に対する関数
=======
1.3 VALUEをCのデータに変換する

データタイプがT_NIL,T_FALSE,T_TRUEである時,データはそれぞ
Expand Down Expand Up @@ -300,7 +196,6 @@ Rubyが用意している関数を用いてください.
い関数をあげます(全部ではないです).

文字列に対する関数
>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]

rb_str_new(const char *ptr, long len)

Expand Down Expand Up @@ -347,15 +242,9 @@ Rubyが用意している関数を用いてください.
rb_str_cat2(str, rb_vsprintf(format, ap)) と同等である.

rb_enc_str_new(const char *ptr, long len, rb_encoding *enc)
<<<<<<< HEAD

指定されたエンコーディングでRubyの文字列を生成する.

=======

指定されたエンコーディングでRubyの文字列を生成する.

>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]
rb_usascii_str_new(const char *ptr, long len)
rb_usascii_str_new_cstr(const char *ptr)

Expand Down Expand Up @@ -1130,13 +1019,8 @@ Rubyコマンドの実装
enc/*.c : エンコーディングクラス群
enc/trans/* : コードポイント対応表

<<<<<<< HEAD
gorubyコマンドの実装

=======
gorubyコマンドの実装

>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]
goruby.c
golf_prelude.rb : goruby固有のライブラリ
-> golf_prelude.c : 自動生成
Expand Down Expand Up @@ -1296,21 +1180,12 @@ void rb_define_global_const(const char *name, VALUE val)

rb_define_method(VALUE klass, const char *name, VALUE (*func)(), int argc)

<<<<<<< HEAD
メソッドを定義する.argcはselfを除く引数の数.argcが-1の時,
関数には引数の数(selfを含まない)を第1引数, 引数の配列を第2
引数とする形式で与えられる(第3引数はself).argcが-2の時,
第1引数がself, 第2引数がargs(argsは引数を含むRubyの配列)と
いう形式で与えられる.

=======
メソッドを定義する.argcはselfを除く引数の数.argcが-1の時,
関数には引数の数(selfを含まない)を第1引数, 引数の配列を第2
引数とする形式で与えられる(第3引数はself).argcが-2の時,
第1引数がself, 第2引数がargs(argsは引数を含むRubyの配列)と
いう形式で与えられる.

>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]
rb_define_private_method(VALUE klass, const char *name, VALUE (*func)(), int argc)

privateメソッドを定義する.引数はrb_define_method()と同じ.
Expand Down Expand Up @@ -1423,23 +1298,13 @@ VALUE rb_block_call(VALUE obj, ID mid, int argc, VALUE * argv,

[OBSOLETE] VALUE rb_iterate(VALUE (*func1)(), VALUE arg1, VALUE (*func2)(), VALUE arg2)

<<<<<<< HEAD
func2をブロックとして設定し, func1をイテレータとして呼ぶ.
func1には arg1が引数として渡され, func2には第1引数にイテレー
タから与えられた値, 第2引数にarg2が渡される.

1.9でrb_iterateを使う場合は, func1の中でRubyレベルのメソッド
を呼び出さなければならない.
1.9でobsoleteとなった. 代わりにrb_block_callが用意された.
=======
func2をブロックとして設定し, func1をイテレータとして呼ぶ.
func1には arg1が引数として渡され, func2には第1引数にイテレー
タから与えられた値, 第2引数にarg2が渡される.

1.9でrb_iterateを使う場合は, func1の中でRubyレベルのメソッド
を呼び出さなければならない.
1.9でobsoleteとなった. 代わりにrb_block_callが用意された.
>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]

VALUE rb_yield(VALUE val)

Expand Down Expand Up @@ -1694,15 +1559,9 @@ dir_config(target[, default_include, default_lib])

pkg_config(pkg)

<<<<<<< HEAD
pkg-configコマンドからパッケージpkgの情報を得る.
pkg-configの実際のコマンド名は,--with-pkg-configコマンド
ラインオプションで指定可能.
=======
pkg-configコマンドからパッケージpkgの情報を得る.
pkg-configの実際のコマンド名は,--with-pkg-configコマンド
ラインオプションで指定可能.
>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]

/*
* Local variables:
Expand Down
14 changes: 0 additions & 14 deletions README.ja
Expand Up @@ -61,35 +61,21 @@ Rubyのメーリングリストがあります。参加希望の方は
まで本文に

subscribe YourFirstName YourFamilyName
<<<<<<< HEAD

と書いて送って下さい。
=======

と書いて送って下さい。
>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]

Ruby開発者向けメーリングリストもあります。こちらではrubyのバ
グ、将来の仕様拡張など実装上の問題について議論されています。
参加希望の方は

ruby-dev-ctl@ruby-lang.org

<<<<<<< HEAD
までruby-listと同様の方法でメールしてください。

Ruby拡張モジュールについて話し合うruby-extメーリングリストと
数学関係の話題について話し合うruby-mathメーリングリストと
英語で話し合うruby-talkメーリングリストもあります。参加方法
はどれも同じです。
=======
までruby-listと同様の方法でメールしてください。

Ruby拡張モジュールについて話し合うruby-extメーリングリストと
数学関係の話題について話し合うruby-mathメーリングリストと
英語で話し合うruby-talkメーリングリストもあります。参加方法
はどれも同じです。
>>>>>>> Change encoding from EUC-JP to UTF-8. [Feature #5128]


* コンパイル・インストール
Expand Down

0 comments on commit 48cd6cb

Please sign in to comment.