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macro
anmitsu edited this page Dec 2, 2012
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pyful はファイル操作に便利なマクロ展開を実装しています。マクロは,コマンドラインや外部プロセスを生成する際に,ファイル名やディレクトリ名に展開されます。
特定の文字列に展開されるマクロの一覧を以下に示します。
マクロ名 | 展開される文字列 |
---|---|
%f | カーソル下のファイル名 |
%F | カーソル下のファイルの絶対パス |
%x | カーソル下のファイル名(拡張子を含まない) |
%X | カーソル下のファイルの絶対パス(拡張子を含まない) |
%d | カレントディレクトリ名 |
%D | カレントディレクトリの絶対パス |
%d2 | 隣のディレクトリ名 |
%D2 | 隣のディレクトリの絶対パス |
%m | マークされたファイル名をスペースで区切った文字列 |
%M | マークされたファイルの絶対パスをスペースで区切った文字列 |
また,以下に示すマクロは,実行したコマンドの振る舞いを変化させます。
マクロ名 | コマンドの振る舞い |
---|---|
%& | コマンドをシェルを通してバックグラウンドで実行する |
%T | コマンドを外部端末で実行する |
%q | コマンド実行後待たない |
コマンドラインにおけるマクロ展開の利用例を示します。
- Firefox を起動
$ firefox %&
- 新規ターミナルに w3m で google.com を開く
$ w3m google.com %T
- カーソル下のファイルを画像ビューア gthumb によって開く
$ gthumb %F %&
- マークしたファイルの文字コードを nkf によって utf-8 に変換
$ nkf -w --overwrite %m
- マークしたファイルの絶対パスを xsel によってクリップボードにコピー
$ echo -n %M | xsel -q %q
- カーソル下のzipファイルを unzip によって現在のディレクトリに展開
$ unzip %f -d %D
- マークされたファイルを隣のディレクトリにコピー
$ cp -Rpd %m %D2
- カーソル下の TeX ファイルを platex , jbibtex , dvipdfmx によってコンパイルし pdf を作成
$ platex %x; jbibtex %x; platex %x; platex %x; dvipdfmx %x.dvi