第6回AIエッジコンテストで使える、ハードウェアリファレンスの紹介です。
ザイリンクス社のFPGAボード KV260 AIビジョンスターターキット向けに作成しています。
KV260で必要なハードウェア構成を、RISCV、及び Vitis AI のIPを搭載した、ファイルをまでを紹介します。
なお、ハードウェア構築のブログをまとめています。
第6回AIEDGEコンテスト KV260のハードウェア構築ブログのまとめ
OS:Ubuntu20.04LTS Ubuntu18.04LTS
メモリー 32ギガバイト以上推奨 (
HDD(SDD) 空き容量 200ギガバイト以上
XILINX社 Vitis 2022.1 が必要です。
ダウンロードページを参照してください。
Windowsで開発環境を整えたい方は、ブロクを記述しています。そちらを参照してください。
Windowsで、FPGA開発。WSL2を使って、Vitis2022.1の環境設定(AIエッジコンテスト対応版
KV260上で動く、Linuxイメージ。コンパイル用ライブラリーも入っています。
エンベデッド Vitis プラットフォーム向けの共通イメージ - 2022.1
このページで、ZYNQMPの共通イメージを探して、ダウンロードします。
このリリースをダウンロードします。
git clone --recursive https://github.com/basaro/AIEDGE6.git
スクリプトファイルを作っていますので、順番に実行します。 最初にディレクトリーを変更してください。
cd AIEDGE6
KV260上で動く、Linuxイメージ。コンパイル用ライブラリーも入っています。 承認が必要なため、自動的にダウンロードできません。ホームページからダウンロードをお願いします。
エンベデッド Vitis プラットフォーム向けの共通イメージ - 2022.1
このページで、ZYNQMPの共通イメージを探して、AIEDGE6にダウンロードします。
自動的に、必要なファイルをダウンロードしてきます。
DPU、ラインタイムパッケージが対応します。
source 1_download.sh
KV260 で動作する、Vitis プラットフォームを作成します。
source 2_makepfm.sh
RISCV 及び、Vitis AI用のDPUが入った、アクセラレータを作成します。 なお、RISCVは予め、VexRISCVをVerilog化したものを使用しています。 カスタマイズする方は、この部分の変更が必要になります。
同時動作CPUの数を16にしています。パソコンのメモリーが少ない方は、エラーが出ます。必要に応じて、3_makeacc.shのv++の--vivado.synth.jobs の数字を減らしてください。
source 3_makeacc.sh
AIEDGE/vitisに生成したファイルが入ります。 AIエッジコンテストの参加希望で、KV260の希望の方は、AIEDGE6/vitis以下を圧縮後、送信すれば、あたる確率は高くなります。
作成した、ファイルをSDカードにコピーできるようにまとめます。
source 4_sd_aiedge.sh
最後に sd_aiedge に出来たものを、KV260にコピーして動作します。
今回は、ハードウェアリファレンスなので、ここまでです。 KV260での動かし方は、次のところなどを参照してください。
KV260にVitis AIを組み込む(AIEDGEコンテスト対応版)
この、Gitでのリファレンスで、ブログの1項目は終わってますので、実際に動かすには、2の項目から進めてください。