memory/(in)out_ptr_t: 特殊化可能なことを追記(#1050)

cpprefjp · Jan 23, 2023 · 731e1ea · 731e1ea
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diff --git a/reference/memory/inout_ptr_t.md b/reference/memory/inout_ptr_t.md
@@ -15,7 +15,10 @@ namespace std {
 2重ポインタ`T**`(=`Pointer*`)引数経由で既存リソースを解放してから新規確保リソースへのポインタを返すレガシーC関数に対して、取得されたポインタ値をスマートポインタに格納するアダプタクラス。
 アダプタオブジェクトの生成には、[`std::inout_ptr()`](inout_ptr.md)ヘルパ関数を利用する。
 
-C++標準スマートポインタ[`std::unique_ptr`](unique_ptr.md)を始め、互換インタフェースをもつ任意のスマートポインタ型`Smart`を取り扱える。
+リソース占有管理セマンティクスを提供するC++標準スマートポインタ[`std::unique_ptr`](unique_ptr.md)を始め、互換インタフェースをもつ任意のスマートポインタ型`Smart`を取り扱える。
+
+プログラマは`inout_ptr_t`クラステンプレートの特殊化を定義してもよい。
+このとき1つ以上のプログラム定義型に依存していれば、プライマリテンプレートにおける要件を満たす必要はない。
 
 
 ## テンプレートパラメータ制約

diff --git a/reference/memory/out_ptr_t.md b/reference/memory/out_ptr_t.md
@@ -17,6 +17,9 @@ namespace std {
 
 C++標準スマートポインタ[`std::shared_ptr`](shared_ptr.md)や[`std::unique_ptr`](unique_ptr.md)を始め、互換インタフェースをもつ任意のスマートポインタ型`Smart`を取り扱える。
 
+プログラマは`out_ptr_t`クラステンプレートの特殊化を定義してもよい。
+このとき1つ以上のプログラム定義型に依存していれば、プライマリテンプレートにおける要件を満たす必要はない。
+
 
 ## テンプレートパラメータ制約
 `Pointer`はCpp17NullablePointer要件を満たすこと