Android用のビルド設定（64bit対応）

Google Play開発者サービス(AR)のバージョンが1.9に更新され、ARCoreのサイトでアナウンスされていた「64bitデバイスでは32bitサポートは2020年8月に無くなります」という条件が適用されています。

UnityのAndroid用のビルド設定を次のように変更することで64bit用のアプリをビルドすることができます。

1. UnityのFileメニューから［Build Settings...］を選択する
2. PlatformでAndroidが選択されていな場合はAndroidを選択して［Switch Platform］を押す
3. ［Player Settings］ボタンを押す
4. Player Settingsダイアログの［Other Settings］にある［Scripting Backend］をMonoからIL2CPPに変更する
5. それに伴い設定可能になるTarget ArchitecturesのARM64をONにする

これまで動いていたはずのARCoreを使ったAndroid用アプリが突然動かなくなったという方もいらっしゃるかと思います。連載の誌面ではご案内できておらずご迷惑をおかけしました。