「なでしこ3」とは、日本語のプログラミング言語です。HTML5/JavaScriptをベースとしているので、PC/スマホ/タブレットなど、さまざまな環境で動作させることができます。日本語プログラミング言語は、読みやすく理解しやすいのが特徴で、初めてでも楽しくプログラミングを覚えることができます。また、バッチ処理や定型処理などを手軽に記述できます。
本ツールは、なでしこ3のPC版(Node.js版)をWindowsで手軽に使うことができるようにしたパッケージです。実行エンジンのNode.jsや手軽にコマンドを実行できるツール一式を同梱しています。そのため、マウス操作で各種ツールを実行できて便利です。
こちらから最新版をダウンロードできます。「Source code (zip)」と書かれているリンクをクリックしてください。
ダウンロードしたら最初にZIPファイルを解凍します。ZIPファイルを解凍すると「start.exe」という実行ファイルがあります。このファイルをダブルクリックして実行してください。なお、初回実行時には、Windowsのセキュリティ保護の機能が働きますので、「詳細 > 実行」と順にクリックして実行してください。
すると、初回実行時のみセットアップが行われます。DOSプロンプトの画面が表示されますが、これは、圧縮されている各種ランタイムが専用の解凍ツールで解凍するものです。
セットアップが終わるとメニューが表示されます。このメニューは次の機能を実行します。
- 「
Web版を実行
」ボタンを押すと、PC上でWebサーバーが実行されて、ブラウザ上にエディタが表示されます。この画面では、Web版のなでしこ3を作成できます。 - 「
PC版(Node.jsランタイム)を実行
」ボタンを押すと、PC上でWebサーバーが実行されて、ブラウザ上にエディタが表示されます。この画面では、PC版のなでしこ3を作成できます。PC版のなでしこでは、ファイルの読み書きやWebサーバーの作成など、様々な処理が可能です。 - 「
拡張プラグインのインストール
」ボタンを押すと、プラグインのインストールダイアログが出ます。プラグインの名前を入力すると、npm
を利用してなでしこ3のJSプラグインを追加できます。こちらからプラグインの一覧を確認できます。
本ツールの<インストールフォルダ>\nodejs
と<インストールフォルダ>\bin
に環境変数PATHを通しておくと、コマンドラインから手軽になでしこを実行できます。(分からない場合は、検索エンジンで「環境変数 PATH 追加」と調べてみましょう。)
そして、PowerShellで、cnako3 (プログラム).nako3
と実行することで、なでしこのプログラムを実行できます。PowerShellやコマンドプロンプトの使い方に慣れていないと、面倒に感じるかもしれませんが、PowerShellやコマンドプロンプトでコマンドを実行する方法を覚えると、なでしこ3(cnako3)がとても便利になります。