スクリーンショット

はじめに

CursesImageViewer は現在ベータリリースです．

このドキュメントを読んだ上で，

• 動作要件を満たしているのに動かない
• コンパイルが通らない

などございましたらご連絡ください． (対応が遅れる場合もございます)

Twitter: @laysakura

CursesImageViewer (CIV) の概要

CursesImageViewer は，curses を使って画像を閲覧するためのソフトです．

X などのウィンドウシステムに依存しないため，CUI のサーバ上などでも画像を閲覧することができます．

動作要件

バージョンなどもざっくりです．

「このバージョンだと動かない」といったご報告もお待ちしております．

OS

Linux, BSD, Unix

を(一応)想定．

現在，Ubuntu Linux, Debian Linux で動作確認をとってます．

curses ライブラリ

• libncurses

OpenCV ライブラリ

• libcv
• libhighgui

参考までに，Ubuntu での必要ライブラリのインストール法も記述します．

sudo apt-get install libncurses-dev libcv-dev libhighgui-dev

インストール

このマニュアルのあるディレクトリで make をして，できた実行ファイルを適当なところに置いて実行してください．

make
ls curses_image_viewer

使い方

起動

./curses_image_viewer path/to/image_file

操作

• h,j,k,l キー

  それぞれ画像の表示範囲を左，上，下，右に移動

• L,R,T,B キー

  それぞれ画像の左端，右端，上端，下端に移動

• C キー

  画像の中央に移動

• f キー

  画像を縮小して端末サイズに合わせる

• o キー

  画像サイズを戻す

• q キー

  終了

ヒント

文字サイズを変更できる端末を使用している場合は，文字サイズを小さくすることで画像が見えやすくなります．

サポート画像フォーマット

OpenCV の cvLoadImage 関数のサポートする画像に準じます．

参考: http://opencv.jp/opencv-2svn_org/c/highgui_reading_and_writing_images_and_video.html?highlight=cvloadimage#cvLoadImage

• Windows bitmaps - BMP, DIB;
• JPEG files - JPEG, JPG, JPE;
• Portable Network Graphics - PNG;
• Portable image format - PBM, PGM, PPM;
• Sun rasters - SR, RAS;
• TIFF files - TIFF, TIF;
• OpenEXR HDR images - EXR;
• JPEG 2000 images - jp2.