PurePlayer*は、Linux用のメディアプレイヤー及びPeerCast視聴プレイヤーです。
バックエンドにMPlayerを使用している為、MPlayerまたはMPlayer2が必要です。
コンパイルにはQtフレームワークが必要です。
MPlayer、Qt開発フレームワーク、g++をインストールします。
使用するQtのバージョンは4になります。バージョン5ではビルドできません。
Qtのインストールパッケージ名はqt4-default、qt-sdk(フルインストール)といった名称のものになります。
以下はDebian系の例になります。(※)
$ sudo apt-get install mplayer qt4-default g++
このプログラムのファイルが入ったディレクトリへ移動して、
$ qmake
$ make
完了すると、ディレクトリ内に実行ファイル(pureplayer)が作成されます。
※MPlayer2を使用する場合はパッケージ名はmplayer2になりますが、
使用している環境によっては「mplayer」でmplayer2がインストールされる場合があります。
※Qt開発フレームワークはそれなりに規模が大きいフレームワークです。
インストールサイズに注意してください。
$ ./pureplayer [options][file | url]...
ヘルプ表示
$ ./pureplayer -h
分かりづらい操作方法のみ
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ステータスバークリックでミュート切り替え(フルスクリーン表示時は下側クリック)。
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ウィンドウ内マウスホイール操作で音量5変化、ボリュームテキスト上の同じ操作で音量1変化。
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ウィンドウ内を中クリックで、ウィンドウサイズが100% ←→ 50%という様に切り替わります。
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ウィンドウ内をマウス右ボタン押下+ホイール操作でウィンドウサイズを変えられます。
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動画ファイル再生では、シークバー上のマウスホイール操作でシーク。矢印キー左右でも同じになります。
(MPlayer1を使用している場合、再生するファイルによってはシークが正しく動作しません) -
ウィンドウへファイル・ディレクトリをドラッグしてファイルを開けます。
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MPlayer2を使用している場合、配信によっては再再生が繰り返される場合があります。
PeerCast視聴ではMPlayer1が推奨になります。 -
MPlayer1を使用している場合、シーク性能等、再生機能がMPlayer2に劣ります。
動画ファイル再生ではMPlayer2が推奨になります。 -
Windows環境でビルドすればWindowsでも動作するように作ってはいますが対応は完全ではありません。
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開発中の為、更新する度に操作方法等、仕様を大きく変える可能性があります。
(ホームディレクトリ)/.config/PurePlayer/
設定を初期設定に戻す場合は、設定ファイルを削除してください。
設定ファイルの直接編集による書き換えは想定していません。
- Qt5へ移行
- mpvメディアプレイヤーが十分な完成度ならmpvへ対応して
MPlayer、MPlayer2対応を廃止にしたい。
GNU GPLv3