『一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する』読書ノート
19/06/11 一休み中
19/05/05 「第3章 テンソルと直線座標のテンソル場」
「第4章 特殊相対性理論」読書中
19/04/13 「第2章 物理の準備」読書中
19/04/04 「第1章 数学の準備」読書中
- 法則7.10 アインシュタインの重力場方程式
G_i_j = (8πG/c^4)T_i_j
を理解(導出?)する
Egisonで計算しながら読書を進める。
Egisonは数式処理ができる。また、テンソルも扱える。
- 分数とか行列とかをきれいに表示してくれる。
- 入れ方は公式を参照してください。
「Jupyter's CodeMirror directory」とは、> jupyter notebook
を叩くフォルダです。 - Windowsだと動かなかった。Linux(VirtualBox使用)で動いた。
この辺が原因らしい。https://qiita.com/shita_fontaine/items/c2ceb1e66450d7e09490
- Egisonで
公式1.21「rot grad f(x) = 0」
公式1.22「div rot A(x) = 0」
を計算した。
> (load "sample\\math\\geometry\\vector-analysis.egi")
> (rot (grad f))
[| [| 0 0 0 |] [| 0 0 0 |] [| 0 0 0 |] |]
> (div (rot A))
0
- う~ん……
- 応力テンソルは、連続体内部に定義した微小面積に作用する
単位面積あたりの力 で定義される。(Wikipediaより) - 応力テンソルは、3次元デカルト座標の下では、3*3行列で表される。
- クーロンの法則
- アンペールの法則
- ファラデーの法則
- ローレンツ力
を、マックスウェルの方程式にまとめる。
divE(x, t) = ρ(x, t)/ε_0
rotE(x, t) + ∂B(x, t)/∂t = 0
divB(x, t) = 0
rotB(x, t) - ε_0 * μ_0 * ∂E(x, t)/∂t = μ_0 * i
ローレンツ力は、動いている電荷に対して垂直な方向に力がかかります。
それでは、動いている電荷と同じ速度を持つ観測者からは、どう見えるでしょうか?
同じ速度を持っている観測者にとって、電荷は静止しているように見えます。
ですから、観測者が同じ物理法則を適用するとすれば、
ローレンツ力は生じないはずです。これは矛盾です。
あとで見るように特殊相対論は、この矛盾をクリアに解決してくれます。
さっぱりだ~
後から戻ってくる感じかな
・ローレンツ変換をやる
・ミンコフスキー空間をやる
・力学をやる
・電磁場をやる
慣性系S'がSに対してx方向に速度Vで動いているとし(電荷も)、 Sではz軸方向に磁場Bがあり、電場はないものとします。
このとき、S'に対して静止している電荷q(>0)は、
S、S'から見てどのように見えるでしょうか。
Sから見ると、F_x = 0、F_y = -qVB、F_z = 0 です。
S'の電磁場で、B_zが出てくる成分は、
E'_y = -γVB、 B'_z = γB です。
電荷に働く力F'をS'で見ると、F' = q(E' + 0 × B') なので、
F'_x = 0、 F'_y = -γqVB、 F'_z = 0
となります。
速度VがS'の電場にあらわれるわけですね。