Update Exception#full_message [Bug #14324]

refm/api/src/_builtin/Exception

@@ -22,6 +22,18 @@
   p e         # => #<Exception: some message>
   p e.message # => "some message"
 
+#@since 2.5.0
+--- to_tty? -> bool
+
+$stderr が変更されておらず、$stderr.tty? が真の場合は true を返します。
+
+#@until 2.6.0
+[注意] 2.5.1 で追加されたメソッドです。
+#@end
+
+@see [[m:Exception#full_message]]
+#@end
+
 == Instance Methods
 
 --- exception                   -> self
@@ -195,15 +207,26 @@ self の前の例外(self が rescue 節や ensure 節の中で発生した例
 
 #@end
 #@since 2.5.0
---- full_message  -> String
+--- full_message(highlight: true, order: :bottom)  -> String
 例外の整形された文字列を返します。
 
 返される文字列は Ruby が捕捉されなかった例外を標準エラー出力に出力するときと
 同じ形式です。
-そのため、$stderr が変更されておらず、$stderr.tty? が真の場合はエスケープシーケンスによる文字装飾がついています。
+そのため、メソッド呼び出し時に $stderr が変更されておらず、$stderr.tty? が真の場合は
+エスケープシーケンスによる文字装飾がついています。
+
+#@until 2.6.0
+[注意] このメソッドは実験的な機能として提供されています。仕様が変更に
+なる可能性があります。
+そして実際に、キーワード引数 highlight と order は 2.5.1 で追加されました。
+#@end
 
-[注意] このメソッドは実験的な機能として提供されています。仕様が変更にな
-る可能性があります。
+@param highlight エスケープシーケンスによる文字装飾をつけるかどうかを指定します。
+                 デフォルト値は [[m:Exception.to_tty?]] の返り値と同じです。
+
+@param order :top か :bottom で指定する必要があります。
+             バックトレースの一番奥がエラーメッセージの上(top)か下(bottom)かを指定します。
+             デフォルト値は [[m:Exception.to_tty?]] が真なら :bottom で偽なら :top です。
 
 #@samplecode 例
 begin
@@ -217,3 +240,5 @@ rescue => e
 end
 #@end
 #@end
+
+@see [[m:Exception.to_tty?]]