vim-gdb

• required

  • Shougo/vimproc
  • +reltime

• gdb 連携

1. gdb を開始する.

   • call gdb#start('hoge') で gdb hoge を実行する, または
   • :Gdb -start hoge で gdb hoge を実行する
   • src を表示する window (src-win) と, gdb コマンド情報を示す window (gdb-win) をもつ新しいタブが開く

2. gdb-win 上で gdb コマンドを実行する.

   • gdb-win でプロンプト (gdb) の後に適当にコマンドをうち <CR>.
   • または normal-mode で入力済みの行で <CR>

3. src-win 上で gdb コマンドを実行する.

   • <C-I> すると step-in (step)
   • <C-N> すると step-over (next)
   • <C-F> すると step-out (fin)
   • <C-B> するとブレイクポイントを設定する (break)
   • <C-P> するとカーソル上の変数の値を表示 (print)
   • もしくは, :Gdb hoge で hoge を実行

4. 終了する

   • :q すると, タブが閉じる

5. start gdb

   • To execute gdb hoge, do :call gdb#start('hoge'), or do :Gdb -start hoge.

コマンド

• :Gdb -start {kind} {command-line}
  • gdb#start() のコマンド版
• :Gdb {command-line}
  • gdb にコマンドを送る
  • e.g. :Gdb next

関数

• gdb#start({kind} [, {command-line}])
  • kind: g:gdb#config で設定する情報. 通常は実行ファイル名と合わせることを推奨.
  • command-line を省略すると, gdb {g:gdb#config[kind].args} が実行される.
  • command-line が指定された場合は, gdb {command-line} が実行される

設定

• g:gdb#config は辞書で, 任意の文字列をキー (gdb#start() の kind) とし, 辞書を値とする.
• 値となる辞書は以下のキーをもつ
  • 'srcdir': ソースファイルを findfile() で探索するディレクトリ. デフォルトは ./**. 文字列、または文字列のリストで指定する.
  • 'startup_commands': .gdbinit と同じようなもの.
  • 'args': gdb#start の {command-line} デフォルト値. デフォルトは {kind}.

既知の問題点

• 入力待ちをするようなコマンドには未対応. どうすればいいのかわからない.
• src-win で開いたバッファにおいて, 強制的に nmap を実行しており, vim-gdb 終了後/該当タブ以外でもそれが引き継がれる.
• 同名ファイルに対するチェックなことはやっていないので, 探索で最初にみつかったものを開いてしまう.