"Spreadwriter" はGL516ケースに対応した50%キーボードです。
放射状のキーレイアウトは、手を自然な形で置くことができ、楽な姿勢での打鍵を可能にしています。
LEDを用いたキーの照明や、ロータリーエンコーダの搭載も可能です。
また、デコレーションプレートによりケースとキーキャップに一体感を醸し出すデザインとなっております。
"Spreadwriter" is a 50% keyboard for the GL516 case.
The radial key layout allows for a natural hand placement and comfortable typing posture.
LED-based key illumination and a rotary encoder are also available.
GL516ケースについての説明はこちらをご覧ください。
部品 | 個数 | 備考 |
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PCB | 1 | リードタイプと表面実装のダイオードに対応。 |
キースイッチプレート | 1 | |
デコレーションプレート | 1 |
部品 | 個数 | 備考 |
---|---|---|
GL516ケース | 1 | 付属している各種プレートやネジなども組み立てに使用します。 |
ダイオード | 54 | リードタイプとSMDタイプに対応しております。 |
タクタイルスイッチ | 1 | リセットスイッチとして利用します。 |
キーキャップ 1u | 49 | Cherry MX軸に対応したもの。 |
キーキャップ 1.25u | 2 | Cherry MX軸に対応したもの。 |
キーキャップ 1.5u | 2 | Cherry MX軸に対応したもの。 |
キースイッチ | 53 | Cherry MX互換のもの。 |
ロータリーエンコーダ | 1 | ノブは直径16.5mm以下に対応しております。 |
スイッチ用 ソケット(MX) | 53 | |
Pro Micro | 1 | |
USBケーブル | 1 | Pro MicroとPCを接続します。 |
部品 | 個数 | 備考 |
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BLE Micro Pro | 1 | GL516の無線用電池部品セットと無線用単4電池ケースに対応しております。 |
コンスルー | 2 | |
SK6812MINI-E | 53 | キーキャップを底面から照らすバックライト。 |
- 基本的な組立方法は自作キーボードキット『A52GL』『J73GL』ビルドガイドと同様です。
- BLE Micro Proを用いて無線化する際はGL516 カスタマイズガイドをご覧ください。
ダイオードをPCBのハンダづけ用の穴に挿し込めるように曲げます。
ダイオードをPCBに挿し込みます。
ダイオードの黒線がPCBの ▷|
の向き先と合うように配置します。
ダイオードの足をPCBにハンダ付けし、ニッパーで足を切ります。
全部で54箇所をハンダ付けします。
ダイオードの線とPCBの ▷|
の向き先と合うように配置します。
下記の動画のように、予備ハンダ(事前にハンダをハンダ箇所に乗せておき、溶かしながらハンダ付けを行う)を行いながらピンセットを使いながらハンダ付けを行うとスムーズに作業が進められます。
https://user-images.githubusercontent.com/4215759/126895350-43ae4cd4-408b-4ff4-ab5c-2903e0420978.mov
このようにSMDダイオードの両端をPCBにハンダ付けできれば完了です。
全部で54箇所をハンダ付けします。
リセットスイッチのボタンの天面がPCB裏面方向になるように挿し込みます。
足が出ていることを確認したら、ハンダ付けを行います。
マスキングテープなどでリセットスイッチを固定すると、作業がスムーズに進められます。
Pro MicroはPCB裏面に取り付けます。
Pro Microの各ピンの番号とPCB穴の印字が合うように挿し込んでください。
(Pro Microの機種にもよりますが、大抵のものはチップが配置されている側がPCB裏面と同じ向きになるように挿し込みます。)
ファームウェアのソースコードはこちら。
Remapからも書き込むことができます。
- LEDの輝度を落としてみてください。RemapなどでLEDの設定を変更することが可能です。
- または、LEDをOFFにしてみてください。
LEDはSK6812MINI-Eを使います。
LEDの取り付け順は下記になります。
コ
の字の箇所に、LEDが斜めに欠けている箇所が来るように配置して、予備ハンダをしてハンダ付けを行います。
LEDの取り付けを行う際は、
- ハンダごての温度に気をつける
- (特に初めての方は)一つ取り付けたら、PCに接続して点灯するかを確認する
- ハンダ箇所からズレないようにハンダ付けする
以上に留意して進めると、スムーズに作業が進められるかと思います。
キースイッチの固定はスイッチ用ソケット(MX)を使用します。
ハンダ付け箇所に予備ハンダ(事前にハンダを溶かして載せておく)を行います。
ピンセットでソケットを抑えながら、予備ハンダを溶かしながらソケットの片方をハンダ付けします。
全部で53箇所をハンダ付けします。
ロータリーエンコーダはPCB表面から差し込みます。
GL516ケースにキースイッチプレートを取り付けます。
左右端の6箇所をネジで固定します。
お好みで、デコレーションプレートを取り付けていただいても良いかと思います。
完成しましたら、ぜひSNSなどに写真を投稿頂ければと思います。
Twitterのハッシュタグは #Spreadwriter #自作キーボード
を付けていただけると幸いです。
キットを組み立てた感想や、キーボードを使った所感などをお待ちしております!
また、毎週日曜日の19時より実施されている#KEEP_PDに投稿頂くこともオススメです。
開催の告知は@KEEB_PDにて行われております。
ご不明な点などございましたら、@takashicompanyにメンションやDM頂ければ回答できるかと思います。