Remove Fenced block and WAI-ARIA role from v1.0

[MurakamiShinyu]

Issues to be implemented as v1.0 (#49) のコメント に書いた仕様見直し案の次のものは、変更が大きく、 v1.0 での対応は困難だと思います。そこでこれらの機能と構文については、vfm v1.0 から削除して、将来の検討課題とするのがよさそうです：

• spec: Fenced blocks #5
  • コメント: 現状の vfm の Fenced blocks 実装とその課題、Pandoc との比較 / HTML 要素名を明示的に指定可能にする拡張案
• spec: WAI-ARIA role syntax #28
  • コメント: WAI-ARIA role syntax の見直し案

これらの機能は、VFMの特徴的な便利な機能になるかもしれませんが、Markdownの中でHTMLコードを直接書けば実現できます（Markdown記法のすべてに言えることですが）。
👉 spec: Markdown inside HTML blocks (#4)

ユーザーが現状の vfm 実装のこれらの構文を利用して、将来にその仕様が変わることで生じる混乱を防ぐため、ドキュメント類から Fenced block と WAI-ARIA role についての記述を削除する必要があると思います。
ドキュメント類の次のところにそのような記述があります（ほかにもあるかもしれません）:

• https://github.com/vivliostyle/vfm/blob/master/docs/vfm.md#wai-aria-role
• https://github.com/vivliostyle/vfm/blob/master/docs/vfm.md#fenced-block
• https://github.com/vivliostyle/themes/blob/master/DESIGN.md#role-first-then-custom-classes

ドキュメントだけでなくプログラムからも現状の機能を削除するかは要検討。残す場合は Experimental で仕様未確定と断り書きが必要だと思います。

[akabekobeko]

プログラムについて当初、TODO と共に呼び出し部分だけコメントアウトしようと考えていましたが、

• 後に再実装を試みる際の参考なら Git の履歴から取得できる
• ドキュメントはコメントアウトできず、v1.0 見送りと注釈するか削除することになる
  • 注釈によってかえって混乱するかもしれない
  • ならばいっそ削除して「利用可能な機能」だけを記載するほうがユーザーにとってわかりやすい

という理由から削除します。

[akabekobeko]

#5 と #28 について Milestone v2.0.0 を設定しました。コードとドキュメントのドロップはこれから実施します。