動作環境、開発環境構築手順、アプリケーション起動手順を示す。
モデル記述言語Modelicaで構築した工学シミュレーションモデルを動かすWebアプリケーションの
バックエンドアプリケーションです。
現在は予め構築済みの工学モデルに対して、パラメータを変えて計算を行う機能のみに対応しています。
現在、以下のモデルを用意しております。
- １次元バネマスダンパモデル（自動車のサスペンションのようなモデル）
- 密閉筐体温度計算モデル（スマートフォンのように、密閉筐体内に発熱体が存在するようなモデル）
構成管理、構築を効率化する為、Vagrant及びAnsibleによる、Infrastracture As Codeを実践し
サーバー構成のコード化、構築の自動化を実現しています。
- Windowsの場合、Hyper-Vが無効になっていること
- Intel VtまたはAMD-Vが有効になっていること
- Vagrant及びVirtual Boxがインストール済みであること
- 開発作業を行うには、Python3.7系最新とOpenModelicaがインストール済みであること
- OS : Ubuntu 16.04 LTS
- HTTP Server : Apache 2.4.18
- サーバーアプリ実装言語 : Python 3.7系最新
- モデル記述言語：Modelica v3.2.2
- WSGI Server : uWSGI 2.0.17
- Web Application Framework : Flask 1.0.2 + Flask-RESTful 0.3.7
- MBD Platform : OpenModelica v.1.12.0
- OpenModelica-Python Interface : OMPython 3.1.2
-
ソースコードクローン
git clone https://github.com/JojiKoike/OMWebAppEngine.git -
セットアップ
vagrant up develop
注：ネットワーク状況にもよりますが、約３０分程かかります。 -
動作確認
curl -I "http://192.168.33.10/simplemsd
以下のように出力されていれば、正常に動作しています。
HTTP/1.1 200 OK
Date: Tue, 24 Mar 2020 05:01:22 GMT
Server: Apache/2.4.18 (Ubuntu)
Content-Type: application/json
Content-Length: 22769
Access-Control-Allow-Origin: *
* 起動
vagrant up develop --provision
* 停止
vagrant halt develop
* 再起動
vagrant reload develop --provision
- 仮想サーバーへSSHログイン
vagrant ssh develop
OMWebAppEngine
├── app: アプリケーション群ルートディレクトリ
│ └── omwebapp 本アプリケーションルートディレクトリ
│ ├── ModelicaModels: モデル記述言語Modelicaで記述された工学シミュレーションモデルコード
│ ├── config: ルーティング等のアプリケーション設定
│ ├── entity: POSTリクエストパラメータ値、出力値を格納するエンティティクラス群
│ ├── tests: テストコード群
│ ├── util: ユーティリティーモジュール群
│ └── view: REST API定義
└── provisioning: Andible プロビジョニングコード群
└── roles
├── apache2: Apache2セットアップ用プロビジョニングコード群
├── common: OSの設定等、全体共通のPlaybook
├── openmodelica: OpenModelicaセットアップ用プロビジョニングコード群
├── pyenv: pyenvセットアップ用プロビジョニングコード群
└── uwsgi: uWSGIセットアップ用プロビジョニングコード群
Joji KOIKE
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