日本語歴史的典籍へのTEIの導入

日本語歴史的典籍へのTEIの導入に関するページです（TEI-C SIG EA/JP, NIJL-NWプロジェクト「TEIの導入」共同運営）。

振り仮名がTEIに！

振り仮名（ルビ、傍訓、その他その他）を直観的に扱えるように、振り仮名がTEIに取り込まれました。

関係文書

• Kazuhiro Okada, Satoru Nakamura, and Kiyonori Nagasaki. 2019. An Encoding Strategic Proposal of “Ruby” Texts: Examples from Japanese Texts TEI2019. Austria, Graz.
• encoding of ruby glosses · Issue #2054 · TEIC/TEI

日本語古典籍TEIガイドライン

日本語古典籍をTEI（Text Encoding Initiative）によって符号化する際の指針を作成しています。これは、絶対的なルールではなく、TEIによる構造化本文データの作成および利用の能率化を促進するために作成されたものです。タグセットとしての拡張を検討しています。

符号化ガイドラインでガイドラインの最新版をご確認いただけます。

符号化例

• 解釈本文例
  • 国会図書館所蔵『阿佛東くだり』（幾浦裕之氏協力）
• 校訂本文例
  • 国文学研究資料館所蔵『十六夜物語』上巻（幾浦裕之氏協力）
  • 国文学研究資料館所蔵『十六夜物語』下巻（幾浦裕之氏協力）

関係論文

• 岡田一祐「日本古典籍テクストのTEI/XMLによる符号化ガイドライン作成のこころみ」、「東洋学へのコンピュータ利用第32回研究セミナー」、京都大学、2020.3

運営

• TEIコンソーシアム・東アジア／日本語分科会
• 国文学研究資料館・「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」研究開発系共同研究「TEI（Text Encoding Initiative）の導入」