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Hiroaki Otsu edited this page Apr 15, 2014 · 3 revisions

plsenseにおける外部モジュールの扱いについて

モジュールの種類

plsenseは、補完/ヘルプ表示のために参照可能なモジュールを検索し、 型推論によって、モジュールの変数/関数の型情報を蓄積していきます。 これらのモジュールデータは、その性質から以下のように区別しています。

  • インストールモジュール
  • プロジェクトモジュール

インストールモジュール

どのロケーションからでも参照可能であると判断するモジュールです。

  • どのファイルを開いた状態でも補完候補となります。
  • 全てのロケーションにおいて、内部的に同じモジュールデータが使われます。

プロジェクトモジュール

同じプロジェクト内のロケーションからのみ参照可能であると判断するモジュールです。

  • 同じプロジェクト内のファイルを開いた状態でのみ補完候補となります。
  • 違うプロジェクトで同じ名称のモジュールは、内部的には別のモジュールデータです。
  • インストールモジュールと同じ名称のモジュールは、プロジェクトモジュールのデータが使われます。

モジュールの検索

インストールモジュール

@INCの値に基づいて検索されます。 この値は serverstart を実行した時点でのものです。

プロジェクトモジュール

プロジェクト設定ファイルlib-path に基づいて検索されます。 use lib ...; による指定を解釈することは現在のところできません。

モジュールの更新

モジュールデータは、解析処理が完了すると保存され再利用されますが、 以下の場合には、自動的に再度解析処理が行われます。

  • 更新日付が変わっていた時
  • ファイルパスが変わっていた時