MeetBotは、Slack向けのミーティング用Botです。
以下の設定が可能です。
・ミーティング参加者の設定
・各メンバーへの質問内容の設定
・各メンバーの回答内容を投稿するチャンネルの設定
・ミーティング開始時間の設定
現状、1件のミーティングにしか対応していません。
Botは、Lambdaで実装しており、Botの設定画面をS3に静的ホスティングで配置しています。
※設定画面は必ずしもS3に配置する必要はありません。
S3に配置する場合は、AWSのアクセスキーIDやシークレットアクセスキーが見えてしまう状態となるため、IPアドレス制限を行うなどの対応をしてください。
以下の環境で開発しています。
項目 | バージョン |
---|---|
Python | 3.6 |
create-react-app | 1.5.2 |
create-react-appをインストールする必要があります。
npm i -g create-react-app
frontendフォルダに移動して、以下を実行してください。
npm install
以下のURLにアクセスし、Slackアプリケーションを作成します。
https://api.slack.com/apps
frontendフォルダ直下に、.envファイルを作成します。
以下を参考にして、各項目の値を定義をしてください。
REACT_APP_AWS_REGION='ap-northeast-1'
REACT_APP_AWS_ACCESS_KEY_ID='ABCDEFG'
REACT_APP_AWS_SECRET_ACCESS_KEY='HIJKLMN'
REACT_APP_SLACK_TOKEN='OPQRSTU'
上記の定義は、それぞれ以下の内容です。
項目 | 内容 |
---|---|
REACT_APP_AWS_REGION | AWSのリージョン |
REACT_APP_AWS_ACCESS_KEY_ID | AWSのアクセスキーID |
REACT_APP_AWS_SECRET_ACCESS_KEY | AWSのシークレットアクセスキー |
REACT_APP_SLACK_TOKEN | SlackのBot User OAuth Access Token |
プロジェクトのルートフォルダのsetup.ymlを編集します。 以下のキーワードの部分を環境に合わせて変更してください。
SLACK_BOT_USER_ACCESS_TOKEN: xoxb-abcde
SLACK_BOT_VERIFY_TOKEN: fghijklmn
aws:SourceIp:
- "111.222.333.444/32"
項目 | 内容 |
---|---|
SLACK_BOT_USER_ACCESS_TOKEN | SlackのBot User OAuth Access Token |
SLACK_BOT_VERIFY_TOKEN | SlackのVerification Token |
aws:SourceIp | S3に配置する設定画面へのアクセスを許可するIPアドレス |
(1)S3にmeetbot-botというBucketを作成します。
(2)botディレクトリ内のファイル一式をsrc.zipとして作成後、(1)で作成したbucketにアップロードします。
(3)AWSのCloudFormationを使用して、setup.ymlを実行します。
(4)frontendフォルダに移動して、以下を実行します。
npm run build
(5)S3に(3)でmeetbot-frontというBucketが作成されているので、buildフォルダに作成されたファイル一式をアップロードします。