read own upsert で read by を残さないことに関する検討・導入

[thawk105]

概要： read own upsert をTXが実行する場合、 read by を残さなくても良い懸念がある。

それに関して整理を行い、ライブラリコードの修正、テストの追加を行う。

工数見積もり：一日

完了条件：ライブラリコードの修正、テストの追加と合格

[thawk105]

起票理由の補足：R&Dミーティングで、そのようなことをするべきという指摘を受けたような記憶があるため。

[thawk105]

状況確認の情報共有。

shirakami/src/concurrency_control/interface/long_tx/search.cpp

Line 178 in 1824225

if (in_ws->get_op() != OP_TYPE::UPSERT) {

上記リンク先にあるように、UPSERT なら read info を残さないというような意図・コードコメント・実装の箇所が見受けられました。
既に対応済みの可能性があります

[ban-nobuhiro]

point read では避けているようですが
scan からの read_from_scan の際には read set に入れているように見えます。

shirakami/src/concurrency_control/interface/scan/read_kv_from_scan.cpp

Lines 92 to 104 in 07058a2

	if (inws->get_op() == OP_TYPE::DELETE) {
	read_register_if_ltx(rec_ptr);
	return Status::WARN_NOT_FOUND;
	}
	if (key_read) {
	inws->get_key(buf);
	} else {
	std::shared_lock<std::shared_mutex> lk{
	rec_ptr->get_mtx_value()};
	inws->get_value(buf);
	}
	read_register_if_ltx(rec_ptr);
	return Status::OK;

ただ、 range read って write set を考慮している (yakushima scan の結果だけでなく local write set の key集合と merge して動いている) のだろうか? という点は未確認

(追記) → write set にいるなら placeholder が作られているはずだから yakushima scan で見つかるはず