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riko122 edited this page Jul 13, 2021 · 7 revisions

まいくろん【マイクロン】【μ】

1/1000mmのこと。繊維の断面の直径を示すのに使われる。(2007/9/30記)

まがりしゃもんおり【曲がり斜文織り】

斜文織りの変化組織の一つ。斜文線の角度を途中で変えることにより、綺麗な曲線模様を発生させる織り方。
参考:

(2005/12/3記)

まきとりがみ【巻き取り紙】

織る前の経糸を男巻き(ワープビーム)に巻く時、布になっていった部分を千巻き(クロスビーム)に巻く時、糸と糸、布と布が直接重ならないよう、はさむ紙。カレンダー等、厚めの紙がよい。(2006/3/24記)

まきむすび【巻結び】

「モコもじオリーナ」の説明書で、「まき結び」は糸束を一つ結びにすることとなっている。しかし、ロープでいう巻結びや、マクラメでいう巻結びはそれとは違うらしい。(2016/3/7記)

まっとおり【マット織り】

経糸を2本単位で開口させたり、空き羽を作ったりすることで、緯糸を詰めて織る織り方。厚地の布地を作ることができる。二枚綜絖で可能。
参考:

(2005/10/16記)(2005/10/17追記)

まるは【丸羽】

筬の一目に二本の経糸を通すこと。昼夜織りや二重織りでは必須。また、片羽の織物でも両端だけ強度を高めるために丸羽にしたりもする。(2005/10/11記)

まわた【真綿】

くず繭を引き伸ばして、綿のようにしたもの。したがって、つまり「絹」である。(2006/5/8記)

まんくすろふたん【マンクスロフタン】

マンクス。山岳種のレアシープで、マン島に住む。亜麻色の弾力のある毛。マンクスロフタンとはバイキングの言葉で「小さな愛らしい茶色いやつ」という意味らしい。
参考:スピンハウスポンタさんの『羊の手帖』
(2008/3/20記)(2009/11/28追記)


みきしんぐ【ミキシング】

染色された何色かの羊毛を混ぜ合わせること。
参考:『ホームスパンテクニック』
(2006/5/7記)

みょうばんばいせん【みょうばん<明礬>媒染】

みょうばんにより媒染を行うこと。みょうばんはもっとも手軽な媒染剤。
料理に使用する焼きみょうばんと染め用の生みょうばんとがある。料理用のものも染色に使用できる。
但し、焼きみょうばんの場合、生みょうばんの2倍の量を必要とする。本に書いてある分量は、焼きみょうばんの場合と生みょうばんの場合とがあるので、その本で書かれているのはどちらなのか、まず確認が必要。
みょうばん媒染だともともとの染料の色に近い色にしあがるように思う。(2005/10/18記)

みらねーぜ【ミラネーゼ】

組織織りの一つで、『手織りの実技工房―絣からもじり織まで』に出てくる。とても複雑そうで、きっと縁遠い組織。(……)
(2006/3/24記)(2006/5/29修正)


むなぎ【胸木】

織り機の部分。織り機の手前側(織り手側)の一番上のもののこと。経糸は千巻から出て胸木で曲がり、筬と綜絖を通って、間丁で曲がり、男巻きにつながる。(2017/9/17記)


めがねおり【めがね織り】

特別組織の一つ。蜂巣織りの一種。
参考:

(2006/3/24記)(2006/4/16追記)

めまき【女巻き】

織り機の手前(織り手側)についていて、織り終わった布を巻き取る棒。⇒千巻き(2017/9/17記)

めりの【メリノ】

羊の品種の一つ。その原毛は、細く紡げる傾向にあり、双糸に向く。
参考:

(2005/10/28記)(2006/3/6追記)


もしゃおり【模紗織り】

特別組織の一つ。混み差しと空き羽によって、隙間の出来る粗い組織。紗織りや絽織りの外観によく似ている。(だから模「紗織り」なのでしょう)
参考:『ハンドウィービング―手織りの実習』
(2005/11/6記)

もじりおり【捩り織り】

→からみ織り (2021/7/13記)

ももやまおり【桃山織り】

平織りと経畝織りを混合したような組織。
参考:『手織りと手紡ぎ―豊かな暮らしを育む手作りの糸と織物』
(2005/12/3記)

もんくすべると【モンクスベルト】【Monk's Belt】

スウェーデンの織りで、スウェーデン語ではムンカベルテ。意味は修道僧のベルト。オーバーショットの4種類の通し方(1212, 2323, 3434, 4141)のうち、模様が対象になるよう2種類の通し方を組み合わせたもの。一般的には、1212と3434の通し方を使用する。タビーを使用する。
参考『ウィーヴィング・ノート―織物と組織・織りの計画・織りと道具』
(2016/06/17記)