Wio LTE 開発環境構築 Windows 編

Kohei MATSUSHITA edited this page Nov 23, 2018 · 17 revisions

本テキストは Wio LTE を開発する際に必要な環境を Windows 上に構築する手順です

準備するもの

  • パソコン / 1台
    • インターネットに接続できる環境
    • USB Type-A ポートが最低1つ以上あり、利用可能なこと
      • 電力供給が1A以上であること (USB 3.0対応していれば概ね安心です)
    • OS: Windows(8.1 もしくは 10)
      • ※ソフトウェアをインストールするため、PCに対する管理者権限を持っている事 と ブラウザでのアクセス制限がかかっていない事
  • Wio LTE (本体、 電源兼シリアルコンソール用microUSBケーブル) / 1式

Wio LTE 基礎

《知識》Wio LTE の電源ON/OFFの方法

Wio LTE には電源スイッチがありませんので、下記作業で ON / OFF してください

電源 ON

microUSB ケーブルを Wio LTE の microUSB ポートに接続すると自動的にONになります

Wio LTE と PC を microUSBケーブルで取り付けたところ

電源 OFF

microUSB ケーブルを抜きます。いきなり抜いて OK です

※シャットダウン処理は存在しません

【作業】Wio LTE の "通常モード" と "DFUモード"

Wio LTE は2つのモードを持っています
この操作は Wio LTE の開発で何度も行うことになりますので、必ず覚えてください

  • 書き込まれたプログラムを実行する「通常モード」
  • プログラムを書き込むことができる「DFUモード」 (DFU = Device Firmware Upgrade)

フロー

これらのモードの切り替えは Wio LTE 上の RSTボタンBOOTボタン の組み合わせで行います
各ボタンの位置は下記のとおりです( Wio LTE の表裏にボタンがあるため、横からみた図で確認ください)

Wio LTE を横からみた図

「通常モード」での動作のさせ方

microUSBをPC等に接続して電源が供給されると Wio LTE は 通常モード で起動します
もしくは、起動中の Wio LTE の RSTボタン を押すと 通常モード に移行します

RSTボタンを利用した通常モードへの移行

RSTボタンを利用した通常モードへの移行動画

※動画ではmicroUSB接続をしていませんが、実際は接続した状態で行ってください

確認方法

デバイスマネージャの ユニバーサル シリアル バス デバイス (Windows 7 の場合は Universal Serial Bus Devices) の一覧に STMicroelectronics Virtual COM Port が表示されていれば、通常モードで動作しています

※ 表示されなかった場合は Virtual COM Port ドライバが不足しています。開発環境構築の手順Virtual COM Port ドライバのインストールを行ってください

Windows 通常モードの時のデバイスマネージャの表示

「DFUモード」での動作のさせ方

「通常モード」の Wio LTE に対して、下記操作を行います

  1. BOOTボタン を押し、 押し続けてください
  2. RSTボタン を押し、離します
  3. 押し続けていた BOOTボタン を離します

DFUモードへの移行方法
※動画ではmicroUSB接続をしていませんが、実際は接続した状態で行ってください

DFUモードへの移行

確認

デバイスマネージャの ユニバーサル シリアル バス デバイス (Windows 7 の場合は Universal Serial Bus Devices) の一覧に STM32 BOOTLOADER が表示されていれば、DFUモードで動作しています

※ 表示されなかった場合は WinUSB ドライバが不足しています。開発環境構築の手順WinUSB ドライバのインストールを行ってください

Windows DFUモードの時のデバイスマネージャの表示

開発環境構築の手順

Wio LTE を使うためには、開発環境の準備を行います

1. Virtual COM Port ドライバ

Wio LTE を通常モードで動作させた際に、Wio LTE にシリアルポートでアクセスするためのドライバです

Virtual COM Port ドライバは Virtual COM Portデバイスドライバーのインストール の手順に従ってファイルの入手とインストールを行ってください

確認方法

Wio LTE を PC と接続してみてください
その際デバイスマネージャ上で STMicroelectronics Virtual COM Port と表示されるようになれば、インストールに成功しています

Windows 通常モードの時のデバイスマネージャの表示

よくある間違い

VCP_V1.4.0_Setup.exe を実行するとインストールが終わったように見えますが、それで 終了ではありません!
必ず Virtual COM Portデバイスドライバーのインストール の手順3を行うようにしてください

2. WinUSB ドライバ

Wio LTE を DFU モード に切り替えてファイル書き込みを行う際に必要なドライバです

2-1. Zadigサイト の Download にある Zadig 2.4 をクリックして、zadig-2.4.exeをダウンロードします

WinUSB ドライバのインストール作業を完了させるためには Wio LTE 本体が必要です

もし Wio LTE 本体が無い場合は zadig-2.4.exe のダウンロードのみを行い、次の作業に進んでください
※Wio LTE 本体が入手出来次第、ここからの作業を再開しましょう。ハンズオン等でスタッフがいる場合は、お声がけください

2-2. Wio LTE を DFUモード に切り替えます

DFUモードへの切り替え方は、このページの前半で確認してください

2-3. zadig-2.4.exe を起動する

2-4. zadig-2.4.exe の [Options] > [List All Devices]

2-5. STM32 BOOTLOADER を選んだ後、Driver の右の欄を WinUSB に変更してから、Replace Driver をクリックします

※もしくは Install Driver になってる場合でもクリックして大丈夫です

2-6. デバイスマネージャの ユニバーサル シリアル バス デバイス (Windows 7 の場合は Universal Serial Bus Devices) の一覧に STM32 BOOTLOADER が表示されていれば成功です

Windows DFUモードの時のデバイスマネージャの表示

3. TeraTerm

Wio LTE からのシリアルコンソールを読み書きするためのソフトウェアです
※Wio LTE 開発の際、Arduino IDE 標準搭載のシリアルモニターは動作が不安定になることがあるため、TeraTermを利用するようにしてください

検索エンジンで TeraTerm を探し、ダウンロードとインストールを行ってください

4. Arduino IDE

Wio LTE の開発(ソースコード記述、コンパイル、バイナリファイル転送)には、Arduino IDEを利用します。 Arduino のサイトから Arduino IDE をダウンロードし、表記に従ってインストールしてください

4-1. ダウンロード

download-arduino

arduino-ide-download-justdownload

4-2. インストール

  • ダウンロードした EXE ファイルをダブルクリックしてセットアップを開始してください

※スタートメニュー内の Arduino が「Arduino IDE」です。これをダブルクリックで Arduino IDE を起動することになります

5. Wio LTE ボード定義のインストール

Wio LTE を Arduino IDE で扱えるようにするための機能を追加します

5-1. Arduino IDE を起動する

スタートメニュー内の Arduino をダブルクリックします

5-2. Arduino IDE の [ファイル] > [環境設定]

下記URL (https:// から .json まで) を 設定タブ にある 追加のボードマネージャのURL: へ入力して、保存をクリックします

https://www.seeed.co.jp/package_SeeedJP_index.json

追加の様子 wio-lte-handson / arduino-pref

5-3. メニューの [ツール] > [ボード] > [ボードマネージャ]

一覧の中から Seeed STM32F4 Board (JP mirror) by Seeed K.K. を選択しインストールをクリックします(Seeed Wio LTE Cat.1. という表示がされています)
wio lte cat で検索すると見つけやすいです
※ 似たようなボードに「Seeed Wio 3G, Seeed Wio LTE M1/NB1(BG96)」というものがありますが、そちらではありませんので注意してください

インストールの様子 wio-lte-handson / board-manager-wiolte

6. Wio LTE ライブラリのインストール

実際のプログラム(Arduino では スケッチと称します)で Wio LTE が使えるようにするライブラリを追加します

6-1. Arduino IDE を起動する

6-2. Arduino IDE の [スケッチ] > [ライブラリをインクルード] > [ライブラリを管理…]

一覧の中から Wio LTE for Arduino by Seeed K.K. を選択しインストールをクリックします
wio lte で検索すると見つけやすいです ※ 似たようなライブラリに「Wio LTE Arduino Library by Seeed Studio」というものがありますが、そちらではありませんので注意してください

インストールの様子 wio-lte-handson / lib-wiolte

以上で環境構築は終了です

Wio LTE ハンズオンにお進みください

You can’t perform that action at this time.
You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session.
Press h to open a hovercard with more details.