Wio LTE 開発環境構築 macOS 編

Kohei MATSUSHITA edited this page Apr 21, 2018 · 6 revisions

本テキストは Wio LTE を開発する際に必要な環境を macOS 上に構築する手順です

準備するもの

  • パソコン / 1台
    • インターネットに接続できる環境
    • USB Type-A ポートが最低1つ以上あり、利用可能なこと
      • 電力供給が1A以上であること (USB 3.0対応していれば概ね安心です)
    • OS: macOS (10.11 El Capitan 以上)
      • ※ソフトウェアをインストールするため、PCに対する管理者権限を持っている事 と ブラウザでのアクセス制限がかかっていない事
  • Wio LTE (本体、 電源兼シリアルコンソール用microUSBケーブル) / 1式

Wio LTE 基礎

《知識》Wio LTE の電源ON/OFFの方法

Wio LTE には電源スイッチがありませんので、下記作業で ON / OFF してください

電源 ON

microUSB ケーブルを Wio LTE の microUSB ポートに接続すると自動的にONになります

Wio LTE と PC を microUSBケーブルで取り付けたところ

電源 OFF

microUSB ケーブルを抜きます。いきなり抜いて OK です

※シャットダウン処理は存在しません

【作業】Wio LTE の "通常モード" と "DFUモード"

Wio LTE は2つのモードを持っています
この操作は Wio LTE の開発で何度も行うことになりますので、必ず覚えてください

  • 書き込まれたプログラムを実行する「通常モード」
  • プログラムを書き込むことができる「DFUモード」 (DFU = Device Firmware Upgrade)

フロー

これらのモードの切り替えは Wio LTE 上の RSTボタンBOOTボタン の組み合わせで行います
各ボタンの位置は下記のとおりです( Wio LTE の表裏にボタンがあるため、横からみた図で確認ください)

Wio LTE を横からみた図

「通常モード」での動作のさせ方

microUSBをPC等に接続して電源が供給されると Wio LTE は 通常モード で起動します
もしくは、起動中の Wio LTE の RSTボタン を押すと 通常モード に移行します

RSTボタンを利用した通常モードへの移行

RSTボタンを利用した通常モードへの移行動画

※動画ではmicroUSB接続をしていませんが、実際は接続した状態で行ってください

確認方法

「システム情報」で、動作モードが確認できます

システム情報の出し方

システム情報の USB の一覧に STM32 Virtual ComPort in FS Mode が表示されていれば、通常モードで動作しています

macOS 通常モードの時のデバイスマネージャの表示

「DFUモード」での動作のさせ方

「通常モード」の Wio LTE に対して、下記操作を行います

  1. BOOTボタン を押し、 押し続けてください
  2. RSTボタン を押し、離します
  3. 押し続けていた BOOTボタン を離します

DFUモードへの移行方法
※動画ではmicroUSB接続をしていませんが、実際は接続した状態で行ってください

DFUモードへの移行

確認

システム情報の USB の一覧に STM32 BOOTLOADER が表示されていれば、DFUモードで動作しています
※すでにシステム情報を表示している場合は [ファイル]-[情報の更新] をしてください

macOS DFUモードの時のデバイスマネージャの表示

開発環境構築の手順

Wio LTE を使うためには、開発環境の準備を行います

  • Homebrew
    • libusb
  • Arduino IDE
    • Wio LTE を扱えるようにする定義のインストール
    • Wio LTE ライブラリのインストール

1. Homebrew

後述する libusb をインストールするために必要です

1-1. Terminal.app を起動する

Terminal.app 内で下記コマンドを実行します
※途中でパスワード入力を求めらたら macOS ログイン時のパスワードを入力してください

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

最終的に下記のように表示されればインストール成功です

==> Next steps:
- Run `brew help` to get started
- Further documentation:
   https://docs.brew.sh```

2. libusb

Wio LTE を DFU(Device Firmware Upgrade) モード に切り替えてファイル書き込みを行う際に必要なドライバです

2-1. Terminal.app を起動する

Terminal.app 内で下記コマンドを実行します

brew install libusb

最終的に下記のように表示されればインストール成功です

==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/libusb-1.0.21.el_capitan.bo
######################################################################## 100.0%
==> Pouring libusb-1.0.21.el_capitan.bottle.tar.gz
:beer:  /usr/local/Cellar/libusb/1.0.21: 29 files, 510.5KB

3. Arduino IDE

Wio LTE の開発(ソースコード記述、コンパイル、バイナリファイル転送)には、Arduino IDEを利用します。 Arduino のサイトから Arduino IDE をダウンロードし、表記に従ってインストールしてください

3-1. ダウンロード

download-arduino

arduino-ide-download-justdownload

3-2. インストール

  • ダウンロードした ZIP ファイルをダブルクリックして展開してください
  • 展開後の Arduino アイコンを "アプリケーション" フォルダへ移動してください

※アプリケーションフォルダに移動した Arduino が「Arduino IDE」です。これをダブルクリックで Arduino IDE を起動することになります

4. ボード定義のインストール

Wio LTE を Arduino IDE で扱えるようにするための機能を追加します

4-1. Arduino IDE を起動する

アプリケーションフォルダ内の Arduino をダブルクリックします

4-2. メニューの [Arduino] > [Preferences...]

Preferences

下記URL (https:// から .json まで) を 設定タブ にある 追加のボードマネージャのURL: へ入力して、保存をクリックします

https://raw.githubusercontent.com/Seeed-Studio/Seeed_Platform/master/package_seeeduino_boards_index.json

追加の様子

4-3. メニューの [ツール] > [ボード] > [ボードマネージャ]

一覧の中から Seeed STM32F4 Boards by Seeed Studio を選択しインストールをクリックします
seeed stm32 で検索すると見つけやすいです

インストールの様子

5. Wio LTE ライブラリのインストール

実際のプログラム(Arduino では スケッチと称します)で Wio LTE が使えるようにするライブラリを追加します

5-1. Arduino IDE を起動する

5-2. Arduino IDE の [スケッチ] > [ライブラリをインクルード] > [ライブラリを管理…]

一覧の中から Wio LTE for Arduino を選択しインストールをクリックします
wio lte で検索すると見つけやすいです

以上で環境構築は終了です

Wio LTE ハンズオンにお進みください

うまく動かなかったら(トラブルシュート)

古い Xcode がインストールされていると Homebrew のインストールに失敗します
Xcode をアンインストールし、 /Library/Developer/CommandLineTools フォルダをリネームもしくは削除したうえで、再度 Homebrew をインストールしてください (Xcodeの再インストールは不要です)

※アンインストール作業については特にご注意ください!!

デフォルトSHELLが bash じゃないと homebrew のインストールコマンドで失敗します (評価をミスる)
curl ... | ruby として流し込んでみてください

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