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[1] [[TRONコード]]の[DFN[言語指定コード]]は、
[[言語]]や[[文字属]]を切り替えます。ただし、
実際に実装されている範囲内では、単なる[[面]]の切り替えに過ぎません。
[2] '''言語指定コード列''':
1[[バイト]]目は [CODE(char)[0xFE]] です。
その後に [CODE(char)[0x21]]〜[CODE(char)[0x7E]],
[CODE(char)[0x80]]〜[CODE(char)[0xFD]] の範囲の1[[バイト]]を使って指定します。
この2バイト目を [CODE(char)[0xFE]] とすると、
更に言語指定コード列を続けることができます。
どれだけでも長くできるのかどうかは規定 [SRC[BTRON3]] になく、不明です。
- [CODE(ABNF)[[DFN[言語指定コード]] := %xFE *I F]]
- [CODE(ABNF)[[DFN[I]] := %xFE]]
- [CODE(ABNF)[[DFN[F]] := %x21-7E / %x80-FD]]
[3] '''面の割当て''':
,第1面,[CODE(char)[0x21]],[[システムスクリプト]]面,"[SRC[BTRON3]], [SRC[BRV-R4]]"
,第2面,[CODE(char)[0x22]],[[GT書体フォント]]2000,"[SRC[BRV-R4]]"
,第3面,[CODE(char)[0x23]],[[GT書体フォント]]2000,"[SRC[BRV-R4]]"
,第4面,[CODE(char)[0x2F]],(予約),[SRC[BRV-R4]]
,第5面,[CODE(char)[0x2F]],(予約),[SRC[BRV-R4]]
,第6面,[CODE(char)[0x26]],中国伝統字スクリプト面,"[SRC[BRV-R4]]"
,第7面,[CODE(char)[0x27]],中国伝統字スクリプト面,"[SRC[BRV-R4]]"
,第8面,[CODE(char)[0x28]],[[大漢和辞典]]修訂二版,"[SRC[BRV-R4]]"
,第9面,[CODE(char)[0x29]],"[[大漢和辞典]]修訂二版, 補巻, iモード絵文字","[SRC[BRV-R4]]"
,第10面,[CODE(char)[0x2A]],"中国伝承文字、少数民族文字類","[SRC[BRV]], [SRC[BRV-R4]]"
,第11面,[CODE(char)[0x2B]],[Q[(欠番)]] — 旧[Q[今昔文字鏡スクリプト面]],"[SRC[BRV]] (欠), [SRC[BRV-R4]] (欠)"
,第12面,[CODE(char)[0x2C]],[Q[(欠番)]] — 旧[Q[今昔文字鏡スクリプト面]],"[SRC[BRV]] (欠), [SRC[BRV-R4]] (欠)"
,第13面,[CODE(char)[0x2D]],[Q[(欠番)]] — 旧[Q[今昔文字鏡スクリプト面]],"[SRC[BRV]] (欠), [SRC[BRV-R4]] (欠)"
,第14面,[CODE(char)[0x2E]],[Q[(予約)]] — 旧[Q[今昔文字鏡スクリプト面]],"[SRC[BRV]] (予), [SRC[BRV-R4]] (予)"
,第15面,[CODE(char)[0x2F]],(予約),[SRC[BRV-R4]]
,第16面,[CODE(char)[0x30]],[[Unicode]]スクリプト面
,第17面,[CODE(char)[0x31]],[[Unicode]]スクリプト面
,18〜31,〜[CODE(char)[0x3F]],(予約),"[SRC[BRV]], [SRC[BRV-R4]]"
,,[CODE(char)[0x80]],[[Latin-1]] ([[ISO/IEC 8859]]‐1),出典不明
[4] 昔の構想 (出典不明):
,[CODE(char)[0x21]],"システムスクリプト ([[JIS X 0208]], [[JIS X 0212]], [[GB 2312]], [[KS C 5601]])"
,[CODE(char)[0x22]],日本語スクリプト1
,[CODE(char)[0x23]],日本語スクリプト2
,[CODE(char)[0x24]],中国スクリプト1
,[CODE(char)[0x25]],中国スクリプト2
,[CODE(char)[0x26]],中国スクリプト3
,[CODE(char)[0x27]],中国スクリプト4
,[CODE(char)[0x28]],韓国スクリプト1
,[CODE(char)[0x29]],韓国スクリプト2
,[CODE(char)[0x2A]],"各国スクリプト (ラテン文字, アラビア文字, 発音記号など)"
なぜ日本だけ[Q[語]]がついているのか分かりませんが、
手元のメモ (出典不明) にそう書いてあるのでそのまま写しておきますね。
言語指定付き (出典不明):
,[CODE(char)[0x40]],日本文字属0,日本語,"システムスクリプト ([[JIS X 0208]], [[JIS X 0212]])"
,[CODE(char)[0x41]],日本文字属1,日本語,日本語スクリプト1
,[CODE(char)[0x42]],日本文字属2,日本語,日本語スクリプト2
,[CODE(char)[0x43]],中国文字属0,中国語,システムスクリプト(中国GB)
,[CODE(char)[0x44]],中国文字属1,中国語,中国語スクリプト1
,[CODE(char)[0x45]],中国文字属2,中国語,中国語スクリプト2
,[CODE(char)[0x46]],中国繁体文字属1,中国語,中国語スクリプト3
,[CODE(char)[0x47]],中国繁体文字属2,中国語,中国語スクリプト4
,[CODE(char)[0x48]],韓国ハングル文字属0,韓国語,システムスクリプト ([[KS C 5601]])
,[CODE(char)[0x49]],韓国ハングル文字属1,韓国語,韓国語スクリプト1
,[CODE(char)[0x4A]],韓国文字属0,韓国語,システムスクリプト ([[KS C 5601]])
,[CODE(char)[0x4B]],韓国文字属1,韓国語,韓国語スクリプト1
,[CODE(char)[0x4C]],韓国文字属2,韓国語,韓国語スクリプト2
,[CODE(char)[0x60]],英語文字属,英語,各国スクリプト(ラテン文字)
,[CODE(char)[0x61]],フランス語文字属,フランス語,各国スクリプト(ラテン文字)
,[CODE(char)[0x62]],ドイツ語文字属,ドイツ語,各国スクリプト(ラテン文字)
,[CODE(char)[0x[VAR[mm]]]],中国ピンイン文字属,中国語,各国スクリプト(ラテン文字)
,[CODE(char)[0x[VAR[nn]]]],日本ローマ字属,日本語,各国スクリプト (ラテン文字)
,[CODE(char)[0x[VAR[xx]]]],アラビア文字属,アラビア語,各国スクリプト (アラビア文字)
,[CODE(char)[0x[VAR[yy]]]],発音記号属,発音記号,各国スクリプト (発音記号)
[5] >>4
本気でこの調子で[[言語]]毎に番号を振っていくつもりだったのでしょうかね?
[6] >>4
[[韓国語]]で[Q[韓国文字]] ([[漢字]]のことだと思われ。)
と[[ハングル]]を分離しているのに、
[[日本語]]で[[仮名]]と[[漢字]]が分離されていないのはなんでだろう。
[7] [CITE@ja[言語指定コードとは? - 超漢字ウェブサイト]]
( ([TIME[2010-11-10 00:15:13 +09:00]] 版))
<http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-02.html>