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Rails 7.2: maintenance_policy.mdの訳文を更新 #1651

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Aug 7, 2024
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37 changes: 18 additions & 19 deletions guides/source/ja/maintenance_policy.md
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@@ -1,7 +1,7 @@
Ruby on Rails のメンテナンスポリシー
====================================

Railsフレームワークのサポートは、新機能(New feature)、バグ修正(bug fixes)、セキュリティ問題(security issues)、重大なセキュリティ問題(severe security issue)の4つのグループに分かれています。セキュリティリリースを除いて、すべてのバージョン表記は`X.Y.Z`の形式に従います。
Railsフレームワークのサポートは、新機能(New feature)、バグ修正(bug fixes)、セキュリティ問題(security issues)の3つのグループに分かれています。セキュリティリリースを除いて、すべてのバージョン表記は`X.Y.Z`の形式に従います。

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Expand All @@ -25,24 +25,25 @@ Railsのバージョン命名は[semver](http://semver.org/)のSemantic Versioni
新機能
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新機能はmainブランチにのみ追加されます。ポイントリリース(=Railsの場合はパッチリリース)で新機能を追加することはありません
新機能はmainブランチにのみ追加されます。パッチリリースで新機能を追加することはありません

バグ修正
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バグ修正は最新リリースのシリーズにのみ適用されます。通常、バグ修正はmainブランチに追加され、必要であればx-y-stableブランチにバックポートされます。
十分な数のバグ修正がx-y-stableブランチに追加されると、そのブランチから新しいパッチリリースがビルドされます。
たとえば、1.2.2パッチは理論上1-2-stableブランチからビルドされます。
マイナーリリースのバグ修正が行われるのは、シリーズの最初のリリースから1年間です。
たとえば、理論上の1.1.0が2023年1月1日にリリースされた場合、2024年1月1日までバグ修正が行われ、以後はサポート対象外とみなされます。

特殊な状況として、サポート対象となるシリーズを拡大することにCore Teamメンバーの誰かが賛成した場合は、それらはサポート対象のシリーズに追加されます。
バグ修正は通常、mainブランチに追加されます。十分なニーズがある場合は、最新リリースシリーズのx-y-stableブランチにバックポートされます。x-y-stableブランチに十分なバグ修正が追加されると、そのブランチから新しいパッチリリースをビルドします。
たとえば、理論上の1.2.2パッチリリースは、1-2-stableブランチからビルドされます。

サポート対象外のシリーズでは、バグフィックスがたまたま安定版ブランチに入ることがありますが、正式版としてリリースされることはありません。サポート対象外のバージョンでは、Gitでアプリケーションを安定版ブランチに向けることが推奨されます。

**現在対象となっているシリーズ:** `7.1.Z`。

セキュリティ問題
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マイナーリリースでセキュリティ修正が提供されるのは、シリーズの最初のリリースから2年間です。
たとえば、理論上の1.1.0 が2023年1月1日にリリースされた場合、2025年1月1日までセキュリティ修正が提供され、以後のサポートは終了します。

現在のリリースシリーズ、および1つ前のリリースシリーズには、セキュリティ問題発生時にパッチや新バージョンが提供されます。

これらのリリースは、直近にリリースされたバージョンにセキュリティパッチを適用してリリースされます。続いて、それらのパッチはx-y-stable(安定版)ブランチの最後に適用されます。たとえば、1.2.3というセキュリティリリースは、理論上1.2.2を元にビルドされ、1-2-stableの最後に追加されます。つまり、最新のRailsを利用していればセキュリティリリースへのアップグレードを容易に行えます。
Expand All @@ -51,23 +52,21 @@ Railsのバージョン命名は[semver](http://semver.org/)のSemantic Versioni

セキュリティリリースは、最後のセキュリティリリースのブランチ/タグからカットされます。そうしないと、セキュリティリリースで破壊的変更が生じる可能性があります。セキュリティリリースは、アプリケーションのアップグレードを継続しやすくすることで、アプリケーションが安全であることを保証するために必要な変更のみを含むべきです。

**現在対象となっているシリーズ:** `7.1.Z`、`7.0.Z`、`6.1.Z`。

重大なセキュリティ問題
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重大なセキュリティ問題については、最新のメジャーなシリーズにおけるすべてのリリースと、前回のメジャーなシリーズの最新リリースに対してセキュリティパッチと新バージョンを提供します。セキュリティ問題の重大性の判定はコアチームによって行われます。
サポート終了となるリリースシリーズ
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**現在対象となっているシリーズ:** `7.1.Z`、`7.0.Z`、`6.1.Z`
あるリリースシリーズのサポートが終了した場合、バグ修正とセキュリティ問題の対応は各自の責任で行ってください。場合によっては修正のバックポートの提供とマージが行われる可能性もありますが、新バージョンがリリースされることはありません。Gitでアプリケーションを安定版ブランチに向けることを推奨します。アプリケーションで使われているバージョンのメンテナンスが難しい場合は、サポート対象のバージョンにアップグレードしてください

サポート対象外となるリリースシリーズ
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リリースのスケジュール
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あるリリースシリーズがサポート対象外になった場合、バグ修正とセキュリティ問題の対応は各自の責任で行ってください。場合によっては修正のバックポートの提供とマージが行われる可能性もありますが、新バージョンがリリースされることはありません。Gitでアプリケーションを安定版ブランチに向けることを推奨します。アプリケーションで使われているバージョンのメンテナンスが難しい場合は、サポート対象のバージョンにアップグレードしてください
私たちは、新機能を含むバージョンを6か月おきにリリースすることを目指しています。まれに1年間リリースが行われなかった場合は、前回のリリースのサポート期間を次回のリリースが行われるまで延長します

npmパッケージ
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npmの制約により、Railsが提供する[npmパッケージ][]のセキュリティリリースに4桁目を使えなくなりました。つまり、同等のgemバージョン`7.0.1.4`の代わりに、npmパッケージのバージョンは`7.0.1-4`と表記されます。
npmの制約により、Railsが提供する[npmパッケージ][]のセキュリティリリースに4桁目を使えなくなりました。つまり、同等のgemバージョン`7.0.1.4`の代わりに、npmパッケージのバージョンは`7.0.104`と表記されます。

バージョンは`X.Y.Z0A`として算出されます(`A`はセキュリティリリース)。

[npmパッケージ]: https://www.npmjs.com/org/rails