Customizeディレクトリでもservices.yamlが定義できるように機能拡張

[okazy]

概要(Overview・Refs Issue)

プラグインのディレクトリと同様にCustomizeディレクトリでもservices.yamlが定義できるように機能拡張しました。

方針(Policy)

実装に関する補足(Appendix)

app/Customize/Resource/config ディレクトリ自体がないとエラーとなるので、ディレクトリの作成と .gitkeep を設置しています。

テスト（Test)

services.yaml に parameters を定義して Controller 内で参照できることを確認しました。

parameters:
  hogehoge: hogehoge

class TopController extends AbstractController
{
    /**
     * @Route("/", name="homepage")
     * @Template("index.twig")
     */
    public function index()
    {
        dump($this->eccubeConfig['hogehoge']);
        return [];
    }
}

マイナーバージョン互換性保持のための制限事項チェックリスト

機能追加となるので既存のサイトには影響はないと思います。

• 既存機能の仕様変更
• フックポイントの呼び出しタイミングの変更
• フックポイントのパラメータの削除・データ型の変更
• twigファイルに渡しているパラメータの削除・データ型の変更
• Serviceクラスの公開関数の、引数の削除・データ型の変更
• 入出力ファイル(CSVなど)のフォーマット変更

レビュワー確認項目

• 動作確認
• コードレビュー
• E2E/Unit テスト確認(テストの追加・変更が必要かどうか)
• 互換性が保持されているか
• セキュリティ上の問題がないか

[chihiro-adachi]

serviceの定義も上書きできることを確認しました。
monologのフォーマッターの例)

services:
  eccube.log.formatter.line:
    class: Monolog\Formatter\LineFormatter
    arguments:
      - "xxxxx [%%datetime%%] %%channel%%.%%level_name%% [%%extra.session_id%%] [%%extra.uid%%] [%%extra.user_id%%] [%%extra.class%%:%%extra.function%%:%%extra.line%%] - %%message%% %%context%% [%%extra.http_method%%, %%extra.url%%, %%extra.ip%%, %%extra.referrer%%, %%extra.user_agent%%]\n"

[chihiro-adachi]

@okazy ありがとうございます、マージしました。