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# Zee v0.5 を macOS で 5 分試した記録 — dry_run フルサイクル #3
KAMANOI
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Show and tell
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こんにちは。Zee の作者の Hiroki Kamanoi です。
v0.5 で「seed 型 OSS / みんなで防災」を宣言したので、まず自分が自分の Mac で動かしたログ を Show and tell の 1 番目として残します。これを書き残すだけで、次に Zee を試した人が「最初の 1 サイクル」の見本にできる、というのが「みんなで防災」の趣旨です。
自分の状況
「個人事業主(美容室 Atelier ah 経営・写真家・個人開発者・独立研究者・LOCAmagazine 編集)。日々 Mac で仕事しているので、顧客名簿・撮影データ・研究データ・開発データ
・編集中の誌面が漏れたら困るのでだから囮を仕込んでみました」
dry_runで 5 分・実遮断はせず・sudo なし・ネット切断なし手順(5 分)
watcher の起動ログはこんな感じ:
攻撃者を真似て囮を 1 行追記してみる
別ターミナルで:
watcher 側に 約 180ms 後 にイベントが流れた:
macOS の通知センターにもポップアップ。
dry_run=true / response_mode=notifyなので 実遮断は走らず、観察だけ。これが Starter Guide が推奨する「数日〜1 週間 dry_run で誤検知ゼロを確認してから auto に昇格」の最初の入り口。ログに何が残ったか
~/.local/state/zee/events.jsonl(owner-only 0600):{ "type": "trap_event", "source": "decoy_touch", "confidence": "high", "asset_id": "demo-host", "decoy_ref": "demo-host#0", "detected_at": "2026-06-01T02:03:29.131888+00:00", "detail": "decoy write+extend", "op_class": "change" }ポイント:
decoy_refだけ記録、絶対パスは無し(v0.3 L4 の対策)。ログを盗まれても囮位置は分からない。op_class: change→ 自動遮断の対象になる種類のイベント。auto + dry_run=falseだったら、ここでcut_egress()が走って external 通信が切れていたはず。~/.local/state/zee/metrics.jsonlのレイテンシ:{ "type": "latency", "alert_latency_sec": 0.183719, ... }検知 → 通知まで 180ms。実用上「触られた瞬間に分かる」レベル。
業種別の使い方アイデア
自分の場合は本業が複数あるので、それぞれの「絶対盗まれたくないもの」に対応する囮を考えています:
~/Documents/zee-decoys/salon/にcustomer_list_2026.csvやappointment_export.xlsxのニセ。顧客名簿と予約データの形を取った囮。master_raw_archive.zipのニセ。撮影マスターを物色しに来た瞬間に分かる。
.env.production/aws-credentials.decoy/stripe-keys-backup.txtのニセ。これは
examples/seed_demo_decoys.pyがそのまま使えます。vol3_final_proofread.pdfのニセ。応用:
.dxf/.dwg) のニセを設計データのフォルダに。「自分の業種ではこう置いている」を、ぜひこの Show and tell に追記してください。
囮は置けば置くほど引っかかる確率が上がる。Zee 専用ディレクトリにまとめて、AV /
バックアップソフトの除外設定にそのフォルダを入れておけば、誤検知ゼロのまま運用できます。
試した感想
思ったより静かに動きました。dry_run なので業務には何の影響もなし。検知通知は 180ms
で来る・通知センターにも出る・events.jsonl に記録される、の 3 経路がちゃんと回りました。
このまま 1 週間動かして、普段の自分の作業で誤検知ゼロを観察してから、
response_mode: auto+dry_run: falseに昇格する予定です。auto にしておけば、囮を書き換えた瞬間に自動でネットが切れる → 持ち出されない、というのが Zee
の本来の使い方になります。
みんなで防災。1 つの Mac でも 1 サロンでも、まず自分が囮を 1 つ仕込んで動かしてみるのが入口です。
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