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Hachijojima-Island-hot-springs

「イザ!風呂マップ」Map of public bath service and hot springs of Hachijojima island. ~~オープン・湯ジリエンス・プロジェクト~~ 災害時・災害後に誰もが困る「入浴」に特化した施設マップです。 ※これは、GHP2020 東日本初学者実践研修で作業したものです。(チームE)

(コンセプト) ・災害時・災害後のイザ!というときに使えるように「入浴支援」に役立つ施設情報を、住民・自治体・施設の3方よしの視点でQGISで一元化。オープンに全国自治体・住民・エンジニアを巻き込み「災害時の湯や水」を軸にしたレジリエンスを高める‘オープン・湯ジリエンス・プロジェクト’に発展するプロトタイプです。

1. 課題

  1. 断水が多く発生しているにも関わらず、給水所が少ないエリアがある。給水所をニーズに合わせて配置したいが、必要なエリアの特定ができていない。

  2. 住家被害が特に多く発生している地域があり、避難所のキャパシティが足りていない。避難所をニーズに合わせて配置したいが、必要なエリアの特定ができていない。

主にこの二つに関するもの

2. 課題に対するアプローチ

「お風呂に入ることができない」を解決するために、 「QGIS」と「e-stat・各種ホームページ・アナログ(検索)手法も」を使い、 「八丈島の住民」に対して、 「温泉・銭湯で分けてプロット」をして、 「自分にあった銭湯・温泉を選べる」ようになる。

・QGIS(オープンソース)でデータ一元化 ・Githubでファイル公開 ・全国有志・エンジニアがアプリへ転用

a. ターゲット(主人公)

自宅からほど遠い所に長期避難されているご家族(40代のご夫婦と幼児と小学生のお子さんがいる家庭)

【参考】当事者の声 LINEのママ友ネットワークで情報をやり取りすることが多いので、Lineでシェアできるものがあるとありがたいです。それから、Google mapのルート検索が使えれば便利です。子連れだと移動できる距離に限界があるので、距離が分かると良いです。(徒歩なら半径500mくらい、自転車なら半径2km、車なら半径5kmぐらい)

b. 課題の背景

大勢の人達と一緒に避難所(小学校:八丈島)に避難されている。避難してから一週間がたった。 食事・物品等は支給品がようやく規則的に配られるようになって、罹災当時の混乱からは落ち着いてきたところ。ただ入浴・洗濯・子供の遊び、医療の不安また避難所におけるプライバシー限界等、物品では解決できない生活の乱れが新たなストレスになってきた。

(ステークホルダー別) 課題①:住民:災害時や災害後に近くの入浴施設を素早く探したい 課題②:自治体・自衛隊:災害時の入浴支援に使える民間施設を素早く一元的に把握したい 課題③:施設:非常時災害時の防災拠点として通常時の集客にも繋げたい。衰退産業の銭湯・温泉は新たな価値を生み出したい 課題④:地域:災害時の「お湯・水」の軸で素早く一元的に使える施設を探したい(例:井戸や地下水、自衛隊設置の臨時入浴施設など)

(参考論文) ①災害時「入浴支援」はまだ計画未整備。他部署にまたがり需要と供給を地理的に一元管理する潜在需要は大きい (出展:防災科研論文:https://dil-opac.bosai.go.jp/publication/nied_natural_disaster/pdf/58/58-9.pdf)事業価値もある:災害時の入浴支援の事業価値(便益)は約60億円と試算(論文) 入浴できる環境に対する支払意思額(WTP)の中央値は7,334円,平均値は20,292円。 (出典:自然科学論文URL:https://www.jsnds.org/ssk/ssk_39_4_000-5.pdf)

c. 使う技術

●QGIS(オープンソース) ①発災時に使える民間入浴可施設の把握と迅速な連絡 ・保有管理者の連絡先があると便利 ②情報の一元化と共同編集 ・都道府県、市区町村、自衛隊、ボランティア、民間と複数組織が動くため「災害時入浴・お湯・水活用」の視点で一元化されたデータがあり、相互編集可になると便利 ・人口分布と避難所場所とバランスをとって過不足なく入浴施設を設置できる。重複もなくせる。 ・近所に入浴施設があるのに「臨時のシャワー施設ダブって設置」とかをなくせる ③避難所と施設間の距離・ルートの把握に使える ④災害時・災害後QOLを意識した属性の拡張 ・災害時の備蓄有無みたいな属性があると便利 ・入浴に必要なタオル・石鹸の資材調達も自治体がやってる。 ・その他備蓄みたいなのがあとから入力できるとか

●Github ・OGIS作成のファイルを公開 ・全国自治体やエンジニアを巻き込む土台

●アプリ作成ツール スマホで活用できるマップアプリを作成(他の避難されている方に気兼ねせずに使いたい)

d. 使うデータ

①避難所(長期)および避難場所(一時的なもの):24箇所 https://opd.opendata-japan.com/city_type_facility_s110s?prefecture_code=13&city_code=13401&category_code=cat_hinanjo の情報を元に「避難場所、住所、緯度経度をまとめたシートを作成」

②温泉/銭湯  東京都オープンデータカタログサイト https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t134015d0000000001

③人口分布表 ・500mメッシュ人口→国土数値情報ダウンロード   https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-mesh500h30.html#prefecture13) ・町丁別境界データ→e-stat https://www.e-stat.go.jp/gis/statmap-search?page=4&type=2&aggregateUnitForBoundary=A&toukeiCode=00200521&toukeiYear=2015&serveyId=A002005212015&prefCode=13&coordsys=1&format=shape ・町丁別人口→東京都の統計 https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2020/jy20q10501.htm

e. サービスの内容・特徴

「イザ!風呂マップ」

サブタイトル:オープン・湯ジリエンス・プロジェクト

災害時・災害後に誰もが困る「入浴」に特化した施設マップです。

(コンセプト) ・災害時・災害後のイザ!というときに使えるように「入浴支援」に役立つ施設情報を、住民・自治体・施設の3方よしの視点でQGISで一元化。オープンに全国自治体・住民・エンジニアを巻き込み「災害時の湯や水」を軸にしたレジリエンスを高める‘オープン・湯ジリエンス・プロジェクト’に発展するプロトタイプです。

・QGIS(オープンソース)でデータ一元化 ・Githubでファイル公開 ・全国有志・エンジニアがアプリへ転用

▼OGISでの提供情報 ①公共・民間含む温泉・銭湯・宿泊施設の位置情報(緯度経度) *避難所との距離・ルートがわかる *(拡張)井戸水やフィットネスクラブ、介護施設など非常時入浴可能な施設情報の追加 *(緊急時)自衛隊設置の臨時入浴施設なども追加される ②温泉・銭湯等の区別あり ③営業日・入浴可能時間記載あり ④空時間(オフピーク)の開示 (*これなら施設側も負担にならない) ⑤既存予約システムがある施設にはそのリンク(なければ電話) ・仮眠室等の有無、個室の利用可否

▼対自治体向け(拡張) ①自治体に必要な属性を入浴可能な施設に追加 ・施設の収容キャパ・入浴キャパ(人数) ・保有者・管理者の緊急連絡先(TEL・メール・SNS) ・自治体との災害時協定有無や備蓄有無 ・公衆浴場業生活衛生同業組合等の加盟有無 ・衛生面の属性など ②お風呂チケット発行支援(現状は紙) アプリ内での自治体発行の電子入浴券や施設が対応していればQRコード発行等へ拡張

f. 課題と解決に関わるステークホルダーとその役割

①住民・ユーザー:避難されているご家族 ②施設:入浴サービスの提供(有償or無償:自治体が補填も) ③業界(入浴施設業者組合等):加盟施設全体でのサービス意思とりまとめ、自治体との事前協定 ④自治体:全体スキームの管掌&国との連携 ⑤リテラシー高い住民:施設利用時に情報提供者となる。直近でのオフピーク時間帯などの情報更新(できれば自由に) ⑥エンジニア、お風呂好き(銭湯・温泉・サウナ等):OGIS(Github公開)を軸にしたコミュニティ(全国展開)

g. サービスによって課題が解決された世界のイメージ

災害発生時にはすでに「イザ!お風呂マップ」を元に自治体・施設・業界・地域が一体となって事前にGISで情報一元化されているため、地域の住民は、災害発生後、すぐに入浴支援サービスを受けれてホッとする。そして、発生後にリフレッシュするための情報もLINEやアプリですぐ入手できてストレスなく災害後生活を送れる。

①自分にあった入浴(銭湯・温泉・その他)の使い分け、家族だけの団欒、家族からもちょとだけ解放されたプライバシーの確保、それらで生活の質を取り戻してリフレッシュできた避難されている方々。 ②入浴施設側にとって無理のないサービスの提供。基本的に従来のサービスを提供。予約をとっていない施設ではオフピークの開示のみ。更新は施設側で一週間に一回でもいいし、利用者による自由更新でもよい。もともとの予約のシステムがあれば、それを継続使用。 ③避難者の声にもとづくアプリの更新。その他の要望に応えた目的施設・サービス情報の付加。(理容店・美容院、・診療所(特に小児科・内科)、病院、・一時託児所(もしくはボランティアとの連絡方法)、・多目的トイレ、・郵便局、・宅配サービス受付場所。。。etc

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