JAXA GCOM-C SGLIのLevel2のHDF5ファイルをgeotiffに変換とEPSG:4326に投影変換するpythonプログラムです。
2020年12月22日公開のGCOM-Cデータ利用ハンドブックで紹介されているL2タイルの緯度経度計算方法を適用しました。
h5pyを使用せずにgdalライブラリでファイル読み込み、処理が完結するように修正しました。
L2シーンプロダクト(海洋プロダクト)の処理が行えるようにしました。
こちらが最新版、軽いです。
開発環境は以下です。
- CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)
- python 3.7.4
h5py 2.9.0- hdf5 1.10.4
- numpy 1.16.5
- gdal 1.11.4
gcpを与えるときに標高を考慮していません。
open street mapなどと比較したとき、海岸線は合うと思いますが、標高の高い地域では位置ずれが発生します。
SRTMやAW3DなどのDSMから標高データを元に標高データをgcpに与える必要があります。
陸域プロダクトは、精密幾何補正を行っています。GCPを用いて高度による視差の補正を行っているので、位置ずれは小さいと思われます。
リサンプリング方法にNearest neighborをしています。
海洋プロダクトでは、東経西経180度をまたぐ際は、東経180度側に投影変換されるようになっています。