インターネットRPG World Wide Adventure (WWA) のマップ作成ツールです。 Windows アプリケーション「WWA マップ作成ツール」を Electron と Web 技術によって作り直すことを目標としています。
作り直すことによって下記が実現されることを期待しています。
- Mac や Linux などの WWA マップ作成ツールが起動できない環境でも WWA ゲームが制作できる
- WWA Wing の新機能追加の自由度が高くなる
この WWA Maker には yarn (1.x) を利用しています。 yarn をインストールし、以下のコマンドを入力することで、 WWA Maker を実行することが出来ます。
現時点では、 現行バージョンの yarn@berry には未対応です (後ほど対応出来るように移行する予定です。) 。
yarn
yarn build
yarn start
現在テストプレイ機能を用意していませんが、編集したマップデータを保存することができます。
編集したマップデータを動かすには WWA Wing が必要です。予め WWA Wing の完全版 をダウンロードしておくことをおすすめします。
- ツールバーの新規作成 (紙のアイコン) から、空のマップデータを作成します。
- イメージ画像は WWAWing から GIF 画像で取得できます
- イメージ画像は
./packages/maker/public
に配置します
- 物体パーツや背景パーツを作成します。
- 作成したパーツをマップに配置します。
- 満足するまで編集を続けます。
- 編集が終わったらツールバーの保存 (フロッピーディスクのアイコン) から、マップデータを保存します。
- 保存したマップデータを WWA Wing のディレクトリに移動します。
- WWA Wing のマニュアル の通りに WWA Wing に組み込みます。
- 組み込んだ HTML ファイルをデバッグサーバー経由で起動します。
既存のマップデータを開く場合はイメージ画像含めて場所を ./packages/maker/public
に移動し、マップデータファイル名をツールバーの開く (フォルダのアイコンとテキストボックス) からそのまま入力して開きます。
このリポジトリでは、 monorepo による複数パッケージの構成を取っています。
- app ... Electron メインプロセス
- assets ... アセットファイル (現在未使用)
- image-decorder ... イメージデコーダー (base64 や objectURL などの画像の文字列データを
HTMLImageElement
といったイメージ要素に変換する Hooks) - maker ... Electron レンダラープロセス
- saver ... WWA Saver (編集しているマップデータからファイルに出力する機能)
GitHub のWiki をご参照ください。
下記の機能はまだ実装していません。後ほど実装予定です。
- 暗証番号の入力機能
- テストプレイ機能
- 終了時に保存するか確認する機能
- UNDO/REDO 機能
- パーツのコピー/ペースト機能
下記の機能については、上記の機能の実装が終わり次第進めます。
- メッセージの検索機能
- リソース管理 (画像やサウンド)
- マップの選択範囲のコピー/ペースト機能
- 戦闘結果予測機能
当プログラムは同梱しているWWALoader含めMITライセンスとします。
また、当プログラムに同梱しているサンプルの wwamap.dat と making.gif はキャラバンサークルに従うものとします。