GNU Emacsに同梱されているマニュアルを日本語化するためのメッセージカタログを保守するためのリポジトリです。
当該リポジトリが提供するファイルとオリジナルの対応文書をpo4a, gettext等のOSSプログラムにより日本語化します。
Caution
日本語化に使用するプログラム、特に日本語化の核ともいえるpo4aについてはバージョン間の互換性が乏しく、更に新たなバージョンの付与に関する法則性がまったく予期できないため、Github Actionsでのビルドを優先するために、ubuntu-latest
のapt
でインストールされるバージョンを使用することにします。
日本語化したいバージョンのタグをチェックアウトしたらmake all
で英語の*.texi
が*-ja.texi
に日本語化されます。
日本語化した*-ja.texi
は通常のtexiを処理するコマンドで処理して、種々フォーマットの文書を作成できます。例はjapanese_texis/Makefile.example
を参照してください(make -f Makefile.example info
とでもして試すこともできます)。
日本語texiの生成は翻訳前のtexi(original_texis
配下のtexi)とPOファイルを入力に作成しています。当該リポジトリのみで日本語化を完結できるように必要な翻訳前のtexiをリポジトリ内に保有していますが、emacs/Makefile
やlispref/Makefile
でシェル関数の引数にoriginal_texis
を指定している箇所を変更すれば、別の場所(たとえばネットで入手したtarballで展開された$TARBALL_ROOT/doc/emacs
)を指定して実行することもできます。